リゾート風列車も
メイド喫茶に早変わり
次は、大洗鹿島線を走るリゾート風列車「マリンライナーはまなす号」に乗車するべく、勝田駅から水戸駅へ移動。ここでも、暴風の影響は残っており、かなり電車の遅れが発生していた。「そんな遅れに負けられるか~!」と、車で移動を開始。30分ほど走って、なんとか列車の水戸駅到着には間に合わせられた。
しかし、残念なことに水戸駅での撮影は不可。警察もJRの職員さんも、厳戒に見回っています。というか、こっちに視線が向いているような……。ボク、ナニモワルイコトシテナイヨ?
なんて、被害妄想を膨らませているうちに、はまなす号が水戸駅に到着した。早速乗り込み、ワクテカしながら正座して出発を待つ。列車がホームを離れるまで待機したあと、荒い鼻息を抑えつつ撮影を開始した!
また、目立ったのは、カートの中に大洗鹿島線のマスコットキャラクター「かりんちゃん」のマンガとクリアファイルが入っており、メイドトレイン内限定で発売されていたことだ。
さて、メイドさんのお仕事風景や、購入したお弁当を食べていると、撮影タイムが用意されている「大洗」駅に到着! 阿字ヶ浦駅での失敗を糧に、猛ダッシュで撮影スポットに陣取る筆者。その甲斐あってか、なかなかのショットが撮れた(と思う)。
一日の旅を終えて……(賢者タイム)
大洗駅での撮影会も終わり、無事に水戸駅へ戻ってきた筆者。
鉄関係のイベントは初めてだったのだが、大変楽しかった。というか、取材で来ていることを忘れそうになるくらいテンションが上がっていた。
メイドさん関係のイベントの多くは「報道関係者以外撮影禁止」となっており、一般のお客さんは淋しい思いをすることが多々あるが、本イベントはそういったことはまったくなく、いつでもどこでも撮影して大丈夫だった。
加えて、持ち込んだ人形にお弁当を渡している図や、メイドさんと並んで一緒に撮影など、少々無茶なお願いにもメイドさんは笑顔で対応していてくれたこともあり、終始にぎやかで和気あいあいとしたイベントになった。
筆者としては、経済的な効果は知る由もないが、そういった方面でも成功と言える数字を出しているのであれば、ぜひともほかのローカル線でも実施してほしいイベントだと強く感じた。
働くメイドさんは
後ろ姿もステキです!
メイド服の様式美に惚れ込んでいる筆者としては、メイド服は後ろ姿も見逃せないポイント。というわけで、メイドさんに許可を得て後ろ姿も撮影してきたぞ。需要があるかどうかはわからないが、これは分かる人だけにわかってもらえればいい。