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新生活に選ぶこの製品、このサービス 第4回

地デジ対応スタイリッシュマシンを、お手頃価格で買う

新発想! AtomとIONでフルHD対応した「ONKYO E411」

2010年03月18日 09時00分更新

文● 石井英男

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ハイビジョン録画機能を手ごろな価格とサイズで実現

 E411シリーズは、地デジチューナーを搭載した液晶一体型PCで、地デジ放送の視聴や録画が楽しめるだけでなく、フルHD液晶を採用していることが魅力だ。1920×1080ドットの高解像度表示が可能であり、ハイビジョン放送はもちろんだが、Excelなどの一覧性も非常に高い。

21.5型と大画面の一体型PCだが、本体の奥行きは非常にコンパクトだ

 一度に画面に表示できる情報量は、最近のノートPCで一般的な1366×768ドット液晶の約1.98倍にもなり、複数のウィンドウを同時に開いても快適に作業できる。

 液晶サイズ自体も21.5型ワイドと大きく、テレビ番組はもちろん、DVD-Videoや動画共有サイトの動画なども迫力のある表示で楽しめる。しかも、液晶周囲の額縁部分が狭く、奥行きも最小76.3~最大210mm(スタンドを最大に広げた場合)とコンパクトだ。21.5型ワイド液晶搭載一体型PCの中でも、省スペース性は優秀な部類だ。

 さらに、驚くべきことに直販モデルの価格は8万9800円からとなっており、コストパフォーマンスも高い。地デジチューナー搭載の液晶一体型PCがあれば、テレビやDVDレコーダーの役割も果たしてくれるので、これから新生活を始めようという人には最適な製品と言えるだろう。


Windows Media Centerが強化され、Windows 7なら地デジが身近に

 OSはもちろん、Windows 7 Home Premiumで決まりだ。

 Home Premium(ProfessionalやUltimateも含む)には、標準でWindows Media Centerが搭載されている。Windows Media Centerは画像や音楽、映像、テレビ、オンラインコンテンツといった、さまざまなメディアを統合的に扱うための機能だ。

 Windows Vistaにも、Windows Media Centerは搭載されていたが、テレビ機能が標準サポートしているのはアナログ放送のみで、地デジ放送を見るには別途対応ソフトが必要だった。しかし、Windows 7ではWindows Media Centerの機能が強化され、日本の地デジ放送に標準対応した。統一したUIで地デジ放送の視聴や録画などが可能になる。

 もちろん、ダビング10にも対応しており、録画した番組をDVDメディアに最大9回までのダビングが行える。

 フルHD液晶を搭載したE411シリーズは、地デジのハイビジョン放送も最高の画質で楽しめる。Windows 7では、マルチメディア機能が大きく強化されており、ハイビジョンビデオカメラの標準フォーマットであるAVCHDやネットワーク経由でコンテンツを楽しめるDLNAに標準対応する。仕事だけでなく、趣味やプライベートでもフルHD液晶を活かせる環境が整ってきたと言えるだろう。

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