iPhoneからもOK
写メールでPhoto Visionに写真を贈ろう
なお、このPhoto VisionはソフトバンクのMMSだけに対応する。一応通常のメールアドレスも持ってはいるが、現在はソフトバンクのケータイから電話番号で送信されたメールのみ受信できるようになっている。他社ケータイやPCからのメールを受信できないのは、少々残念なところだ。iPhoneシリーズはiPhone OS 3.0からMMSに対応したが、ここからの写真付きメールももちろんPhoto Visionで表示できる。
Photo Visionは専用料金プラン「フォトビジョンライトプラン」に契約する必要がある。このプランは月額980円だが、2010年1月12日までに契約すると、キャンペーン価格で月額490円でずっと使い続けられる。端末の割賦代金も24回払いで790円と手頃である。
「導入とトータルのコスト、それに加え、パソコンを介したり、ネットの設定などの煩わしさもない。これらのメリットで競争力のあるフォトフレームだと思います」との栗田氏の言葉どおり、本当に電源を入れておき、手元のケータイから写メールを送信するだけの簡単さは価値があると思う。
メールの本文にテキストを入れると、写真と同時に表示することもできる。絵文字も表示できるので、写真のキャプションを合わせて送信しておくことも可能だ。ちょっとしたメッセージをきっかけに電話などのコミュニケーションが生まれてもおもしろい。
「本体の内蔵メモリは384MBで、SDメモリーカード用のスロットも搭載しています。ソフトバンクの画像付きメールは1枚あたり300KB以内なので、内蔵メモリだけでも約1000枚、1GBのSDカードを挿しておけば、1日1枚送信していても数年間はメンテナンスせずに利用できます。内蔵メモリがいっぱいになったら保存先がSDカードに切り替わり、スライドショーは内蔵メモリ、SDカードをミックスして再生します」(唐津氏)
なおPhoto Visionが内蔵しているパネルは800×480ピクセルのやや横長のサイズ。ソフトバンクのシャープ製端末などではワイドサイズで撮影すると、パネルいっぱいに写真を表示する。縦置きにも対応し、写真を回転するのもワンタッチだ。
操作の簡単さもさることながら、勝手に写真が表示されていくモノとしての存在にもまた、未来のデジタル機器の姿を感じる。
ちなみに、写真映えする黒、部屋の中に溶け込む白のほかに、ピンクのハローキティモデルを用意している。
「お子さんがいる30~40代のお母さんに人気のあるキャラクターとして、ハローキティのコラボレーションモデルを作りました。自分の好きなキャラクターのフォトフレームに、自分の子供の写真が流れるという楽しみ方を提案しています」(栗田氏)
写真を送る風景を動画でチェック
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