このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

ここがスゴいぞっ! iLife ’09 ― 第8回

「当方ギターのみ」でOK GarageBandでバンドやろうぜ

2009年06月16日 17時00分更新

文● 内山秀樹

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
iLife '09
iLife '09。価格は8800円

 アップルの統合マルチメディアスイート「iLife '09」に含まれる音楽制作ソフト「GarageBand '09」では、ピアノやギターの弾き方を学べるレッスン機能が加わった。

 画面に合わせて楽器を弾いてトレーニングしていくことで、最終的に1曲を通して演奏できることを目指す。「ピアノやギターが習いたいけど、なかなか時間が取れない……」という人にとってはとてもうれしい機能だろう。

 前回前々回とそのレッスン機能について詳しく解説してきたが、今回はそこで身につけたテクニックを使って、「ジャムセッション」(バンド演奏)を楽しんだうえ、レコーディングにも挑戦してみる。


プロのバンドをバックに楽器を弾こう

 バンドといっても、もちろんメンバー募集をかける手間は一切必要ない。鍵となるのは、GarageBandの「Magic GarageBand」という機能だ。

 Magic GarageBandでは、各音楽ジャンルのプロ級ミュージシャンで構成されたバンドがあらかじめ用意されており、演奏したいジャンルを選ぶだけでバックバンドがずらりと現れる。

 自分が弾く楽器は、キーボードのみならず、Macにオーディオインターフェースを経由して接続されている楽器なら、ギターでもベースでもOK。さらにはマイクなどを利用すればちょっとしたカラオケも楽しめるだろう。

 ギターやピアノは初めてだという入門者でも、レッスン機能である程度弾くことに慣れたら、Magic GarageBandにぜひチャレンジしてほしい。どんなによくできたレッスンでも、やっぱり練習だけでは飽きて長続きしないもの。楽器演奏の真骨頂は、ほかの楽器と合わせるところにもある。上手く弾けなくたっていいんです。バックバンドと合わせているうちに、弾き方のコツも見えてくるかも!?

音楽ジャンルごとにアイコンが並ぶ「Magic GarageBand」。各ジャンルには、その道の達人達が、あなたとのジャムセッションのために準備を整えて待っている! 個人的にはもう少しジャンルが増えるととても嬉しいのだが……

 まずはGarageBandを起動して、「新規プロジェクト」のダイアログから「Magic GarageBand」を選ぼう。すると、アルバムジャケットのようなアイコンが複数並んで表示される。これらのアイコンは、それぞれ「ブルース」「ロック」「ジャズ」「カントリー」「レゲエ」「ファンク」「ラテン」「ルーツロック」「スローブルース」など、9種類の音楽ジャンルを示している。

 ジャンルの名前では、ピンとこない場合はアイコンにカーソルを重ねると「プレビュー」ボタンが表示されるので、クリックして実際にどんなサウンドなのか聞いて確かめてみるといいだろう。

ステージ上には、各音楽ジャンルの演奏に最適化されたバンド(楽器)があらかじめセットアップされている。バンドがステージに登場すると、同時に楽曲自体も読み込まれている

 演奏したい音楽ジャンルが決まったら、該当のアイコンをダブルクリックしよう。すると、ライブステージ風の画面(フルスクリーンにも対応)に切り替わって、バンド演奏をするための楽器類が登場する。中央部でハイライトされた楽器がこれから自分が演奏するものだ。

 楽器にカーソルを合わせるとスポットライトが当たるので、クリックするれば該当パートの音量や音色も変更することができる。また、楽器が何も選ばれていない状態で表示される「音源をシャッフル」ボタンをクリックすると、バンドメンバーが入れ替わって、いつでも新鮮なバックバンドサウンドを楽しめる。

音源をシャッフル 音源をシャッフル
「音源をシャッフル」を使えば、バンド演奏する楽器の種類だけでなく演奏フレーズも、クリックひとつで手軽に入れ替えることが可能だ。自分の好みの構成になるように、演奏を試聴しながら何度かクリックしてみると面白い

 なお、Magic GarageBandで演奏したお気に入りのプレイは、そのまま録音することも可能だ。画面右下にある「GarageBandで開く」ボタンにより、演奏データの詳細を確認し、さらに楽曲として作り込むこともできる。バリエーションが豊富でハイクオリティーなバンドとのジャムセッションにあなたもハマること間違いなしだ。

自分が演奏する楽器は、画面左下の「My Instrument」から、キーボード/ギター/内蔵マイクなどを選択でき、さらにその右側で詳細な音色を設定できる気に入った音色がない場合には、「カスタマイズ」ボタンをクリックすることで、自由に音色を設定可能だ
アレンジメントトラック 画面下部のアレンジメントトラック(細い帯状の部分)をクリックし、曲の特定の場所に素早くアクセスしたり、繰り返すこともできる。お気に入りのパートを何度でも気の済むまで練習できるのもMagic GarageBandならでは!

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中