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初めてからの自転車生活 第7回

基本的な自転車の乗り方を教えます

2009年04月25日 15時00分更新

文● 樋山 淳

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最初のうちは楽なポジションで

 ロードタイプなどを乗り始めた時、前傾姿勢になり、慣れていないと首、肩、腰に相当負担がかかります。年齢が若ければ、それほど苦痛にはなりませんが、歳を食うと結構辛いものになってきます。無論、ある程度連続して乗ることにより、徐々に体の方もポジションを覚えていきます。しかし、どうしてもポジションが合わない場合は、ショップにて調整してもらうことが必要になります。このポジション調整はなかなか難しく、自分にあったポジションを見つけ出すのに相当時間がかかったという人も結構います。

 前回のフィッティングでもお話したとおり、自己流で済む話でもありません。

ショップで調整してもらうのも、最初のうちは必要です

クルクル回せ!!

 自転車に乗る上で、次に考慮する必要があるのは、ペダルを踏む(自転車を漕ぐ)という行為です。普段何気なく行なうので、あまり気にしている人はいないかもしれませんが、本格的に自転車に乗り続ける場合、意識して行なう必要があります。

 まず、大原則として、絶えずペダルを踏み続けることが必要です。どんなに疲れている場合でも、ペダルをひたすら踏み続けることが、自転車に慣れる第一歩ともいえます。無論、ずっと負荷をかけ続けて踏むというのはなかなかできません。最初のうちは軽めのギアで、負荷をかけずに踏むのがいいでしょう。

 自転車を乗れている人、たとえばプロの選手などの走りを見ているとわかりますが、彼らは常にペダルを踏み続けています。これは走る足を作るうえで必要な行為です。無理をしてプロと同じことをする必要もありませんが、そこそこ踏んでいれば、ダラダラ走れちゃうぐらい今の自転車の性能が良いからといって、それをやっていては、いつまでたっても自転車向きの体にはなりません。

 ダイエットを主目的にしている人などは、足に一定以上の負荷をかけてあげないと、何ヵ月乗ったとしても大して痩せない可能性があるので、最初のうちは意識してペダルを踏み続けることが大切です。

(次のページへ続く)

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