アイデア出しのハードルは低く設定
サンコーの設立は2003年。代表の山光さんは、それまでUSBハブやCD-RWドライブなどPC周辺機器の輸入販売をする会社に勤めていたと言います。「ありきたりな商品ではなく、毛並みの違うものも取り扱いたい」という思いから会社を設立。中国からMP3腕時計を輸入販売することからスタートし、「ブルブルたこかいな」でオリジナル商品も販売開始したそうです。
その後、商品のアイテム数は順調に増え、現在は輸入物とオリジナルを合わせて100種を超えると言います。注目すべきは「USB」という切り口から生まれるアイテムの幅広さとアイデアのユニークさ。どのような商品開発が行なわれているのでしょうか。
「弊社では、社員に週に一度のペースでアイデア出しの機会を設けています。新商品アイデアだけでなく、業務改善やマーケティング方法なども含めて、少なくとも1つはアイデアを出すというノルマです。これは、優れたアイデアを出させることだけが目的なのではなく、常に問題意識を持つことを身に付けてもらいたいという意図があります」
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