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キャリア・ピックアップ ― 第62回

13業種1300人緊急アンケート

こんなに差が出た! 30代給料の現実

2008年09月24日 12時00分更新

文● ビジネスアスキー編集部 イラスト●小迎裕美子

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 「30代」とはどんな世代なのだろう? 世の中には転職情報があふれ、「キャリアアップ」を目指す人も増えているように見える。しかし、本当のところはどうなのか? 素朴な疑問を解消すべく実施した、30代ビジネスマン1300人調査から見えてきたのは、リアルな現実だった!

調査方法:登録モニターの中から、大卒会社員の男性を抽出、さらに編集部が設定した13業種各100人を任意抽出して、ウェブアンケートによる調査を行った。総数1300人。勤務地は東京都19.6%、神奈川県12.9%で首都圏の比重が大きい。 ※アンケート実施:アイ・リサーチ


Q「年収はいくらですか?」
A 平均年収 553万円(最高額2800万円)

「平均年収」がいろいろありすぎてわからない

年収の分布

 「平均年収」とはいったいなんだろう? 厚労省の勤労統計調査では、国内労働者の平均年収は419万円、国税庁の民間給与実態統計調査では、サラリーマンの平均給与が539万円。

 また上場企業の平均年収は589万円、国家公務員の平均は663万円、民間企業平均は434万円というデータもある。そうかと思えば、一流企業の平均年収を見れば、フジテレビジョン1572万円、三井物産1435万円、電通1334万円とボー然とするような数字が並ぶ。

 いったい自分の年収は高いのか低いのかフツーなのか?

30代、男性、大卒の会社員に限定調査

 この年代に答えるべく「ビジネスアスキー」は、30代ビジネスマン13業種各100人ずつ、合計1300人に聞いた。あえて「30代、男性、大卒、会社員」に限定した。

 有価証券報告書に記載された企業の「平均年収」は、全社員の平均である。一部の高給取りが全体の平均をやたらに引き上げているケースもあり、30代の平均年収とはかなりかけ離れた数字になっている場合も多い。

 その結果、わかった数字がズバリ「553万円」である。最高額は2800万円だが、分布を見ればその中心はほぼ400~600万円に集中している。

 1位は銀行の723万円だが、100人の中にはメガバンクから都銀、地銀、投資銀行、信用金庫、郵便局などが含まれている。

 1300人の回答用紙には数字を超える「生の声」があふれていた。世間で言われる「格 差」に泣く声も多い。「年収400万円。頑張っても頑張っても年収も待遇もよくならない。大手百貨店と同じ業種とは思えないくらい給料は安い」(小売り・37歳)

 就職氷河期をやっと乗り越えてきた30代を取り巻く厳しい現実が見えてきた。

平均年収の多かった業界ランキング

1位 銀行 723万円
2位 証券 686万円
3位 医薬/科学 615万円
4位 機械 575万円
5位 電機 558万円
6位 IT・ネット系サービス 546万円
7位 自動車関連 534万円
8位 IT・情報/通信 524万円
9位 建設/不動産/住宅 521万円
10位 IT・ソフトウェア 514万円
11位 商社/専門商社 500万円
12位 食品 480万円
13位 小売り 425万円

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