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松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 第16回

雨にも負けず、汗にも負けず、エクササイズ「W61CA」

2008年03月14日 21時00分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

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エクササイズが楽しい習慣になる


 さらに楽しいのが、自分がどこを歩いたのか、どこを走ったのかを地図上に自動的にプロットしてくれる機能だ。わざわざ自分で線を引くことなく、ただアプリをオンにして歩けば、そこに赤い線が引かれるのである。すると、運動効率の高かった通り道を日常の中から発見することができて、エクササイズへの意識が高まっていく。

 こうなると、もはやエクササイズは「楽しい習慣」になってくる。

 アプリには、マラソンランナーがメニューを組んでくれる「パーソナルトレーナー」や、オススメのジョギングコースをダウンロードする機能、そしてエクササイズにぴったりな着うたを配信するサイトなど、楽しさを持続させたり、より機能的に活用するためのコンテンツが揃っている。

 エクササイズが習慣になると、W61CAを選択したよさがこみ上げてくる。W61CAはディスプレイを表に返して折りたたむことが出来るため、手に持って時々数値や地図のコースを確認しながら走るのに適している。

パソコンで見たところ

パソコンのサイトでも、記録を振り返ることが出来る



小雨が降っても気にしない


防水

どんなシーンにも対応してくれる防水機能は、このアプリにとって強い味方だ

 防水機能も重要だ。これからの季節、やはり運動すると汗をかくが、ちょっとやそっとの汗には負けないし、小雨が降ってきたとしても気にせずにジョギングを続けられる。W61CAには「今日は雨が降りそうだからやめておこう」なんて弱音を許してくれない強さがあるのだ。

 最後に僕の記録を。au Smart Sportsを使い始めて1週間、すでに今月の移動距離は27.0kmになった。歩行を細かく積んでいるのと自転車移動を取り入れた結果である。普段がどのくらいの走行距離だったか、記録を取っていないので分からないが、やり始めて3日で、意識的に歩行/走行距離を伸ばそうと思い始めた結果である。

 ぜひこの「楽しい習慣」を続けたいと思うし、その先にある「結果」を出すべく、ケータイを相棒にトライしてみようと思う。


筆者紹介──松村太郎


ジャーナル・コラムニスト、クリエイティブ・プランナー、DJ。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ライフスタイルとパーソナルメディア(ウェブ/モバイル)の関係性について探求している。近著に「できるポケット+ iPhoto & iMovieで写真と動画を見る・遊ぶ・共有する本 iLife'08対応」(インプレスジャパン刊)。自身のブログはTAROSITE.NET



*次回は3月20日掲載予定


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