昨日お伝えしたように本日ASUSTeKが「CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原」にて「ASUS冬の大感謝祭」を開催した。
イベントでまず目を引いたのは、13時、15時、17時に行なわれた「ひもくじ大会」。イベント会場で簡単なアンケートに答えるだけで豪華賞品が当たるとあってか、自作ユーザーの心をガッチリつかみ、抽選会の行列は会場の外、約20m以上となっていた。
ハードウェアでの注目はインテルの最新CPU「Core2 Extreme QX9650(3GHz)」を使用した4GHz超えオーバークロックデモだ。会場に用意されたデモ機は、マザーボード「Maximus Extreme(X38 + ICH9R)」、メモリ「DDR3-1600 1GB×2」、ビデオカード「EN8800GTX/HTDP/768M」という構成。比較的暖かいイベント会場において常時4.3GHzでデモを行ないPCの不調は見られなかった。
なお、デモ機を製作したスタッフによると「4.5GHzまでは各種ベンチマークソフトを完走できたが、常用可能というレベルではなかったため安全性を考慮して4.3GHzで常時使用するデモ機に仕上げた」とのことだ。
また、「Linux OS」内蔵の最新マザーボード「P5E3 Deluxe/WiFi-AP」の動作デモでは、実際にHDD非搭載のPCでLinuxを走らせ、来場者が各々動作確認することができた。
なお、次世代ベアボーンとして展示中であった「T4シリーズ」はまだ、試作段階で完全なモック状態での展示。内部の仕様は決定していないようで、詳細については来年のCOMPUTEX TAIPEIで公開できる予定とした。
「Core2 Extreme QX9650(3GHz)」4GHz超えオーバークロックデモ
Linunx OS内蔵マザーボード「P5E3 Deluxe/WiFi-AP」
次世代ベアボーン「T4シリーズ」
今後の新製品
12時、14時、16時に行なわれたASUSTeKによるプレゼンテーションでは、今後登場予定の製品として、インテルXxx(48?)チップセット搭載の「P5E3 Premium/WiFi-AP」や、NVIDIA nForce xxxi SLI MCPチップセット搭載の「Strier II Formula」、NVIDIA nForce 7050PVチップセット搭載の「M2N-VM HDMI」などを紹介。
その後、ASUS JAPANでも詳細は得ていないとしながら、NVIDIA製チップセットを採用するSocket AM2マザーボード「G-SURF365」を紹介。スライドの写真のレベルの情報しか得られなかったが、メモリスロットがネジで固定でき、I/O部にマウス・キーボードの固定装置などを搭載していることから、LAN Partyなどで自身のPCパーツを物理的に守るセキュリティ対策を施したマザーボードだと思われる。なお、情報不明なから、発売に関しては早ければ年内(価格未定)もありうるとした。LAN Party以外にもPC自体のセキュリティを考慮する必要のある公共施設やマンガ喫茶などでの需要もありそうだ。
おまけ
国際的に有名なアキバならでは……