チップセットに「X38」を搭載したLGA 775対応マザーボード「LANPARTY LT X38-T2R」がDFIから発売となった。North bridge用のヒートシンクが大きくパッケージに収まらないために、別個に梱包されている。
製品は、出荷時にはNorth bridgeが剥きだしの状態となっており、別途付属するNorth bridge用のヒートシンクをユーザー自らが取り付けなければならない。このNorth bridge用ヒートシンクだが、先月DFI製マザーボードのオプションパーツとして単体発売された「HEAT-MINATOR」によく似た、というかそのものといった印象でファンを取り付けることも可能だ。
また同社のハイエンドマザーではお馴染みの機能となりつつある冷却機構で、使い方によってはI/Oパネルを経由してケース外部へ飛び出す、South bridgeかPWM周りに装着可能なヒートパイプ採用のヒートシンク“Transpiper”も付属している。
主なスペックはSouth bridgeは“ICH9R”。拡張スロットの構成はPCI Express(2.0)x16×2(CrossFire対応)、PCI Express x4×1(x16形状)、PCI Express x1×1、PCI×3で、メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、8GBまで)。サウンドにはRealtek/ALC885を搭載したブラケット引き出しタイプの8ch対応カード“Bernstein audio module”が付属するほか、その他オンボードインターフェイスにはデュアルギガビットイーサネット(Marvell/88E8052+88E8053)やIEEE1394(VIA/VT6307)、Serial ATA II×6+2(ICH9R+JMicron/JMB363、RAID対応)、IDE×1などを搭載している。価格はツクモパソコン本店IIで3万9800円となっている。