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ニコニコ超会議 2016第5回

女性編集者&声優がVRホラーで絶叫!?

小型PCでヌルヌル動作・怖すぎるVRホラー三者三様の反応をチェック

2016年05月01日 12時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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↑ホラーはそこまで苦手じゃないですよ、と体験前は余裕のナベコ

ナベコの体験レポ動画を公開!

VRホラーゲームは体験者の反応が三者三様で楽しい!

 4月29日から30日にかけて幕張メッセで行なわれた「ニコニコ超会議2016」では、VR元年とも呼ばれている年だけあって、「超VRアトラクションズ」といったVRコンテンツを集めたフロアがあるほど、たくさんのVRコンテンツが展示されていた。

 中でも注目を集めていたのが、全米で大ヒットしたホラー映画『PARANORMAL ACTIVITY(パラノーマル・アクティビティ)』のVRゲーム。今年3月に米サンフランシスコで開催されたGame Developers Confarence(GDC)にて、海外ゲームメディアの「IGN」に「世界で一番怖いVRゲーム」と評価されている。

 こちらのVRゲーム、もちろん私も自分で体験しましたが、男がホラーでビビる姿はおもしろくない、ということで今回はアスキー編集部から酒と肉をこよなく愛する編集者ナベコに体験させてみた。

↑今回体験したのは、チュートリアル的な10分もかからないワンシーン。

 ゲームに使用していたVRヘッドマウントディスプレー(HMD)は『HTC Vive』で、付属の2本のSteam VRコントローラーで移動や物を取るといった操作を行なえる。左のコントローラーのタッチパネルを上に押すと、空港などにある動く歩道「ムービング・ウォーク」に乗っているかのような感覚で、前に進みゲームが進行する。

↑ゲームの舞台は暗い洋館。人気のない廊下を進み、不安そうなナベコ。
↑突如現れる子供やラップ現象に思わず後ずさることも。かなり怖かった様子。

 体験終了後に聞いてみたところ「超怖かったです!」とのことだったが、声はあまり出さず、オーバーアクションはなかった。どうも内にため込むタイプのようだ。

 さて、そんな中アスキーでも執筆をしているVRエヴァンジェリストの広田稔氏が、声優の有野いくさんを連れて現れた。さっそく、2人の反応を記事に盛り込みたいと直接交渉し、快諾してもらった。

↑声優の有野いくさん、ブレイクタイム中のワンカット。デベロッパーキットのVRHMD『Oculus Rift DK2』を買って、自作PCで使用しているほどのVR女子だ。
↑序盤から腰が引けている有野いくさん。最後の方はしゃがみ込んでしまった、かなり怖かったようだ。

 有野いくさんはナベコが試した序盤はすでにプレイ済みで、別のシーンの体験をされていたので違いを聞いてみた。1回目の方は基本恐怖が前から襲ってきたが、2回目は声をかけられて振り向いたら女性が立っていたなど、恐怖が後ろから襲ってきたりして、1回目よりも怖かったとのこと。物を取ることがキーになったりと、脅かすギミックがかなりあるようなので、いつ何が起きるか気が気じゃなかったようだ。

 ちなみにしゃがんでしまったのは、怖くてよろけてしまったためとのこと。ホラーに弱い人はホラーゲームを立ってプレイすると、危ないかも。

 そんな中、数々のVRコンテンツを体験してきた男、広田稔氏はオーバーアクションを連発。「なんか、この隙間怪しいぃー、絶対なんかいるよ~」、「マジか、うわ、うわっ!」と終始手足をバタバタ、なんかとっても楽しそう。怖いと笑ってしまうんだと語る広田氏、最後には大爆笑。

↑手足をバタつかせて大騒ぎの広田氏。

 VRゲームはHMDを被っている本人しかモニター越しではわからない真の体験をしていないが、ホラーゲームほど体験者の反応がいろいろあり、傍から見ていても(体験者本人には悪いが)おもしろい。

会場では小型ゲームPCが大活躍!

 さて、そんなVRホラーゲームだが、ギミックもたくさんあり、結構パワーがいるんじゃない?と思う人もいると思うので、実際どんなPCで動作しているのか確認してみたところ、TSUKUMOの『G-GEAR mini』という小型ゲーミングデスクトップが使われていた。グラボは『RADEON R9 Nano』。ブースにいたAMDの森本竜英氏に聞いたところ、本当は『RADEON R9 Fury X』にしたかったのだが、RADEON R9 Nanoでも十分快適に動いているとのこと。

↑『G-GEAR mini』はハイエンドグラボを搭載しながら、安定した電源供給、熱管理を確保したコンパクトデスクトップPC。

 確かに、実際に体験してみたが映像がカクつく場面はなかった。シーンの途中で風船の人形を叩く体験があったが、その動きはスムーズに不規則に揺れ、現実と変わらないように思えた。

 一方、別のスクウェア・エニックスのブースでは、同社のスマホゲーム『乖離性ミリオンアーサー』のVR版の体験プレイができた。そこではマウスコンピューターのコンパクトなゲームPC『LITTLEGEAR』シリーズが使われていた。『G-GEAR mini』と『LITTLEGEAR』は、いずれも片手で持てるほどの小型筐体。にも拘わらずVRゲームが動作するのだからこういった外でのイベントでは重宝するようだ。

↑『LITTLEGEAR』の方はCPUがCore i7-6700でグラボがGeForce GTX980、16GBメモリーを搭載しているとのこと。BTOで1万1800円選択できるアクリル製でブルーLEDが光るサイドパネルは、かなり洒落乙だ。

『乖離性ミリオンアーサーVR』は1月24日に同タイトルのイベント「御祭性ミリオンアーサー」にて初展示。エフェクトが激しく、VRHMD推奨のGTX970では性能が足りないと言っていた。しかし、GTX980ではサクサク快適に動作。VRゲームを常に快適に動かす場合はRADEONならR9 Nano以上、GeForceならGTX980以上が望ましいようだ。

↑『乖離性ミリオンアーサーVR』はロビーで仲間と集まってから戦闘となる。戦闘は基本スマホ版と同じだが、カードはSteam VRコントローラーで行ない、攻撃時には剣を振るような動作を行なうため、よりリアルな戦闘体験が可能だ。

 イベントで展示されていたVRゲームの多くは、まだ一般に公開されていないので、VRHMDを購入しても家で遊べるようになるのは先の話だ。しかし、『PARANORMAL ACTIVITY』などは正式版だとプレイ時間が約3時間ほどと長時間になるとのことなので、遊び応えとしては十分だろう。今から楽しみだ。

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