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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 ― 第156回

AQUOS、Xperia、Nexus! ドコモのコンパクト機のバッテリー性能を比べる

2016年03月07日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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 ドコモからリリースされている、比較的小型なスマホを比較してきたスマホ定点観測だが、最後にチェックするのはいつものように「スタミナ」。果たして電池持ちは良いのだろうか?

Xperia Z5 CompactAQUOS CompactNexus 5X

ここまではXperia Z5 Compactがやや有利?
ただし、完全なリードを取っている端末はない

 ここまで3回にわたって比較してきたのは、いずれもドコモから発売中で、ソニーモバイル「Xperia Z5 Compact SO-02H」、シャープ「AQUOS Compact SH-02H」、そしてグーグル&LGが手がけた「Nexus 5X」の3台だ。

 1回目はスペックと料金のバランスがとれたXperia Z5 Compactを勝ちとし、2回目のスピードテストは実測値が優秀だったNexus 5Xを勝利機種とした。しかし3回目のカメラ勝負は引き分け。AQUOS Compactも大きく崩れることなく、総合的に見てハッキリとリードしている端末はない。

 ただしカメラ勝負で決め手は得られなかったが、Xperia Z5 Compactがやや有利に進めていた感もあり、全体的に見てもその印象がある。今回はスタミナを比較するが、その前にまずはスペックのおさらい。

  ドコモ
「Xperia Z5
Compact SO-02H」
ドコモ
「AQUOS Compact
SH-02H」
ドコモ
「Nexus 5X」
メーカー ソニーモバイル シャープ グーグル/LG
本体サイズ 約65×127×8.9mm 約66×126×8.9mm 約73×147×7.9mm
重量 約138g 約120g 約136g
画面サイズ 4.6型 4.7型 5.2型
画面解像度 720×1280ドット 1080×1920ドット 1080×1920ドット
OS Android 5.1.1 Android 5.1.1 Android 6.0.1
CPU オクタコア
2GHz+1.5GHz
ヘキサコア
1.8GHz×2
+1.4GHz×4
ヘキサコア
1.8GHz×2
+1.4GHz×4
ROM/RAM 32GB/2GB 16GB/3GB 32GB/2GB
メモリーカード microSDXC(200GB) microSDXC(200GB) ×
下り最大通信速度 225Mbps 150Mbps 262.5Mbps
(ドコモ網)
国内4G対応周波数 2GHz、1.7GHz、
1.5GHz、800MHz、
700MHz
2GHz、1.7GHz、
800MHz
2GHz、1.7GHz、
800MHz
(ドコモ網)
キャリアアグリゲーション ×
VoLTE ○(ドコモ網)
連続通話時間 1080分(VoLTE) 1150分(VoLTE) 非公開
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 2300万画素 1310万画素 1235万画素
インカメラ 510万画素 500万画素 500万画素
防水/防塵 IPX5/IPX8/
IP6X
IPX5/IPX8/
IP6X
×/×
ワンセグ連続視聴 11時間10分 8時間30分 ×
フルセグ連続視聴 × × ×
FeliCa ×
赤外線通信 × × ×
NFC
Bluetooth 4.1 4.1 4.2
MHL(HDMI) × 非公開
Miracast
SIM形状 nanoSIM nanoSIM nanoSIM
バッテリー容量 2700mAh 2810mAh 2700mAh
Qi × × ×
生体認証 指紋認証 × 指紋認証
カラバリ Yellow、White、Graphite Black、Coral Yellow×Silver、Blue×Black Quartz、Carbon

 単純なバッテリー容量では2810mAhのAQUOS Compactがリード。またパネルも省電力で定評があるIGZO液晶を採用する。Xperia Z5 Compactは2700mAhだが画面サイズが4.6型と小さく、画面解像度もHDと、フルHDの他2機種に対して、有利な要素だろう。

 Nexus 5Xもバッテリー容量はXperia Z5 Compactと同じ2700mAhだが、こちらは画面サイズが5.2型でフルHDなので消費電力が大きそうだ。ただしOSがAndroid 6.0ということで、その部分での恩恵が得られる可能性もある。

YouTubeの2時間連続再生では
Xperia Z5 Compactがリード!

 最初のテストはYouTubeの2時間連続再生。3機種同時に同じ動画を再生し続け、バッテリー残量を競う。3機種の設定は、Wi-Fiに接続し、バッテリー消費の経過はアプリの「Battery Mix」を使う。音量は中くらい、画面の明るさは自動、GPSを有効にしている。

 その他の設定は初期状態のままだが、Xperia Z5 CompactとAQUOS Compactではドコモのスマホではおなじみのマチキャラはオフにしている(Nexus 5Xには表示されない)。

  Xperia Z5 Compact AQUOS Compact Nexus 5X
2時間視聴後の
バッテリー残量
69% 56% 66%

 バッテリー残量は69%とXperia Z5 Compactが勝利した。画面の明るさはやや暗めなので有利に働いた可能性はある。続くのがNexus 5Xの残量66%で僅差。Xperiaと比べるとかなり明るい。そしてAQUOS Compactは残量56%と離されている。3機種のなかでは一番明るく表示されていたので、自動調節のセンサーの差が違いを分けたかもしれない。

 前サイクルのテストでも同じブランドの大画面モデルでテストしているが、このときはXperia Z5 SOV32が残量60%、Nexus 6Pが残量68%、AQUOS ZETA SH-01Hが残量50%という結果だった。

 完全に同じテスト環境では無いものの、XperiaシリーズとAQUOSシリーズはコンパクトな機種のほうが勝っている。全体的に見ればコンパクト勢が有利に思える。

カメラ、Kindle、マップの連続使用
AQUOS Compactが逆転の展開

 では複数の機能を使った場合のバッテリー消費はどうか。カメラで静止画50枚と動画を10分撮影し、続いてアプリのKindleをインストール、電子コミックを1冊読む。さらにそのまま外出し30分間マップでナビ機能を使用する。

 設定はYouTubeの2時間連続再生と同じ。バッテリー消費経過もBattery Mixを使用した。

  Xperia Z5 Compact AQUOS Compact Nexus 5X
カメラ撮影後 93% 93% 93%
電子書籍1冊 86% 86% 86%
マップGPS30分 74% 77% 75%

 これが3機種ともカメラ撮影終了時点、電子コミックの読了時点でバッテリー残量が同じ。最後のマップの使用で差がつき、AQUOS Compactが残量77%で勝利した。

 2%差でNexus 5X、3%差でXperia Z5 Compactが追うという接戦。実は前サイクルもAQUOS ZETA SH-01Hが残量75%、Nexus 6Pが79%、Xperia Z5 SOV32が77%という接戦だったので展開は似ている。バッテリー残量もそう違わない。

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