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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第211回

ScanSnapのクラウドサービス「ScanSnap Cloud」を活用する技

2015年12月09日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 11月25日、PFUは「ScanSnap Cloud」の提供をスタートした。同社のドキュメントスキャナー「ScanSnap iX」シリーズ向けに無償で提供され、スキャンしたデータを解析し、自動的に適したクラウドサービスに保存してくれるというもの。今回は、「ScanSnap iX500」を利用し、「ScanSnap Cloud」を活用する技を紹介しよう。

「ScanSnap Cloud」で紙書類のペーパーレス化がさらにはかどる!

ScanSnapに目玉になりそうな新機能が追加された

 ScanSnapの新機種が出たわけではないのだが、すごい新機能が追加され、にわかに盛り上がっている。新機能の「ScanSnap Cloud」は、PCやスマホを起動せずに、スキャナー単体で書類を読みこめば自動的に内容を判別し、設定したクラウドサービスに無線LAN経由でデータをアップロードしてくれるというもの。

 スキャンデータは「レシート」「名刺」「文書」「写真」の4種類に判別される。対応するクラウドサービスは、11種類。名刺管理の「Eight」、写真管理の「Google Photos」、ドキュメント管理の「Dropbox」「Evernote」「Google Drive」「OneDrive」、会計・個人資産管理の「Dr.Wallet」「クラウド会計ソフト freee」「MFクラウド会計・確定申告」「STREAMED」「弥生会計」だ。

 専用ソフトは無料でダウンロードでき、本体のファームウェアもセットアップ時に自動でアップデートされる。なお、対応モデルは「ScanSnap iX」シリーズの2機種となる。今回は「ScanSnap iX500」を使って、「ScanSnap Cloud」の使い方を紹介する。

PFUのリリースにあった「ScanSnap Cloud」の図。「ScanSnap Cloud」をハブにして、様々なクラウドサービスと連携できる
コンパクトタイプの「ScanSnap iX100」。直販価格は2万3760円フラッグシップの「ScanSnap iX500」。直販価格は5万1840円

設定・管理ソフトをダウンロードして準備する

 まずは「ScanSnap Cloud」(Android版はこちら)をダウンロードし、ウィザードに従って設定作業をすすめる。最初にUSBケーブルで接続し、ファームウェアのアップデートを行なう。時間は5分ほど。「ScanSnap Manager」が起動していると、終了するように指示が出る。アップデートが完了すると、アカウントを作成し、振り分けの設定を行なう。

 「文書」はEvernote、「レシート」は「free」、「写真」は「Google Photo」、名刺は「Eight」にすることに。EvernoteとGoogle Photoはうまくいった。Windows 10で操作しているのだが、「free」の連携画面で、「お使いのブラウザはサポート対象外です」と表示された。設定はできたが、Microsoft Edgeが内部的に起動しているようだ。そして「Eight」では設定できなかった。これは非常に困る。一時的にDropboxを指定し、まずは操作を進めることにした。後はUSBケーブルを外し、無線LANに接続すれば終了。

 続けて、スマホアプリをダウンロードし、設定から「保存先サービスの選択」で名刺のDropboxを解除、その後Eightを指定した。これで準備完了だ。

PFUのサイトから、「ScanSnap Cloud」アプリをダウンロードする。Windows版のほかに、Mac、iOS、Android向けが用意されている「ScanSnap Cloud」アプリを起動したところ。まずは「初めて利用する」をクリックする
背面のWi-Fiスチッチをオンにして、USBでPCと接続する「ScanSnap Manager」を終了させておく
本体のファームウェアをアップデートするアカウントを作成する
登録したメールアドレスに確認コードが届くので入力する「サービスを選択」をクリックする
クラウドサービスを選ぶクラウドサービスにサインインして、連携を許可する
「free」では警告メッセージが出た「Eight」は設定できなかった
Wi-Fiに接続するスマホアプリをインストールする
左上のボタンからメニューを開く「設定」から「保存先サービスの選択」を開く
「名刺」に「Eight」を登録する連携を許可する

次ページでは、「自動保存は超絶便利だが判断ミスも起きる

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