柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」
― 第213回
キャプチャー音をオフにできる! iPhoneを使い倒すための8つの裏ワザ
2016年01月06日 10時00分更新
文● 柳谷智宣
iPhoneの標準機能もなかなか奥が深い。使い方によっては「そんな機能があったんだ!」と驚かれることも多い。今回は、画面を一番暗い状態からさらに暗くしたり、無音で画面キャプチャーを撮ったり、寝落ちしてもバッテリー切れを起こさない方法など、最新のiOS 9.2で使える8つの裏ワザを紹介しよう。
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iPhoneの裏ワザをチェックして、友達に教えてあげよう |
裏ワザその1.iPhoneの画面を一番暗い状態からさらに暗くする方法
暗い場所でiPhoneを操作する際、最大輝度だと明るすぎるので画面を暗くする人は多いだろう。電車の中など、ほかの人が回りにいるときにも暗くすると、画面を覗かれずに済む。しかし、標準設定だと、一番暗くてもそこそこの輝度が確保されている。真っ暗な部屋の中や消灯後の飛行機など、さらに画面を暗くしてひっそりと操作したい、ということもあるだろう。そんなときは、「アクセシビリティ」機能と組み合わせる裏技を利用しよう。
まずは、「設定」の「一般」から「アクセシビリティ」→「ズーム機能」を開き、「ズーム領域」を「フルスクリーンズーム」、「ズームフィルタ」を「低照度」に変更する。その後、「ズーム機能」をオンにすると、低照度モードになる。画面は拡大モードになるが、3本指でダブルタップすると通常表示に戻る。さらに、標準機能で画面の明るさを最低にすれば、従来より暗い表示になる。
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「設定」から「一般」→「アクセシビリティ」→「ズーム機能」を開く | | 「ズーム領域」を「フルスクリーンズーム」、「ズームフィルタ」を「低照度」に設定 | | 「ズーム機能」を有効にする。表示が拡大されるので、3本指でダブルタップする |
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左の写真がが標準で一番暗い状態で、右の写真が低照度モードを組み合わせた状態。明るいところでは低照度モードだとほとんど見えない |
裏ワザその2.キャプチャー時のサウンドを消す方法
ホームボタンを押しながら電源ボタンを押すと画面キャプチャーを撮れるが、撮影音が鳴ってしまうので人のいる場所では使いにくい。場合によっては盗撮していると思われかねない。しかし、電車の中で、画面メモを撮っておきたいこともある。そんなときは、少し手間がかかるが、キャプチャー音を消してしまおう。
まずはiPhoneをマナーモードにして、キャプチャーしたいアプリを起動する。続けて標準の「ミュージック」アプリを起動して、音量を最低にする。その後、キャプチャーしたいアプリに切り替えてスクリーンショットを撮れば、最初の1枚に限り、シャッター音が鳴らないのだ。続けて撮る場合は、再度「ミュージック」アプリに戻ればいい。
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iPhoneをマナーモードにする |
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キャプチャーしたいアプリを起動しておく |
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「ミュージック」アプリの再生画面で音量を最低にする |
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先ほどのアプリに切り替えて、画面キャプチャーすると音が鳴らない |
(次ページでは、「標準アプリのアイコンを消す方法」)
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