ここが変わったWindows 10 第29回

UIが大きく変更、画像解像度など詳細情報も表示可能

Windows 10、「フォト」アプリのUIが刷新、Microsoftはユーザーが好む画像補正に興味アリ

　3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

　この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

「フォト」アプリの起動画面。ずいぶんUIが変わった。※本記事内の画像はすべてBuild 10049です

　Windows 10の「フォト」アプリも細かい部分が変化している。メイン画面にメニューが用意された。とはいえ、メニューのうち「アルバム」はまだ機能が完成しておらず、「フィードバックの送信」は「Windows Feedback」アプリが起動するだけ。

　「フィードバックゲーム」では、指定したフォルダに入っている写真を微妙に変えて提示される。気に入った写真を選んでいくと、ユーザーが好む補正をMicrosoftに送り、開発に役立てられるのだ。

　UIは大きく変わり、「光補正」が「ライト」、「色補正」が「カラー」になるなど名称も変更されたが、編集機能は踏襲されている。写真の閲覧機能としては、写真を表示中に↓キーを押すと、撮影日時や画像の解像度、ファイル形式、サイズなどの詳細情報を表示できるようになった。↑を押すと元の画面に戻る。

メニューは画面下から右上に変更。表示している画像をロック画面に設定することが可能になった

↓キーを押すと画面の詳細情報が表示できる。↑を押すと元に戻る。現状、日本語のファイル名は文字化けするようだ

「アルバム」機能は現在開発中で、近日追加予定だ

「フィードバックゲーム」で好みの写真を選ぶ

テストしたところ、19枚中9枚をオリジナルよりも気に入った。この補正情報はマイクロソフトに送信される

■関連サイト

• Windows Insider Program
• 日本マイクロソフト