文字入力速度は意外な結果?
京セラ製のLUCEが押しやすい
続いて文字入力テストを行った。こちらもGmailアプリを使い、メールの新規作成画面に同じ文章を入力する。
こちらも片手操作で3回勝負。予測変換は使わず、全文入力で行う。入力する文章は以下の通り。これもストップウォッチを使用して計測した。
「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」
Spray | LUCE | ARROWS M01 | |
---|---|---|---|
入力プログラム | LG日本語キーボード Ver.2.3.2.jp | iWnn IME Ver.2.4.0.jp | ATOK Ver.1.1.1 |
最速タイム | 49秒73 | 38秒80 | 43秒68 |
平均タイム | 52秒50 | 41秒46 | 46秒01 |
ここでも強いのはLUCE。しかも歴代のハイエンド端末並に早い38秒台を記録した。これには実際にテストをした筆者自身驚き。入力しているときはそれほど早い印象を受けないからだ。とはいえ押しづらいわけでもない。押し間違いが少なく、文章の修正がほとんど発生しない。キーボードのサイズもちょうどよく、理由を考えれば納得の結果。
2位はARROWS M01。3機種のなかで本体サイズが少し大きく、そのためほんの少しだがキーボードが広め。変換候補の選択欄に指を伸ばすと、ちょっと遠い。キーボードのデザインは良く、視認性は抜群。
最後はSpray。こちらはキーボードがやや狭いように感じた。本体サイズがコンパクトでも必ずしも「ちょうどいい」とは限らない。また誤入力も多く、押したと思ったのに反応しない、フリックしたと思ったら違う文字を入力といったことが多め。もう少し慣れが必要な感じもあった。
起動時間のテストは
24秒台でLUCEの勝ち
起動時間のチェックは、電源を1度落としたうえで、電源ボタンの長押し→ロック画面の表示までのタイムを競う。このテストも3回勝負だ。
Spray | LUCE | ARROWS M01 | |
---|---|---|---|
最速タイム | 26秒84 | 24秒83 | 34秒95 |
平均タイム | 27秒26 | 27秒53 | 35秒17 |
これまたLUCEの勝ち。最速で24秒台となった。ただしLUCEは毎回タイムが大きく違い、31秒台のことも。Androidのロゴのあとに、京セラのロゴが表示され、そしてロック画面となる。非常にシンプルなのはMVNOの端末らしい。
2位はSpray。平均タイムならLUCEよりも早く、こちらは常に27秒前後。最初にSprayとAndroidのロゴが同時表示され、その後、ワイモバイルのロゴがかなり長めに表示。最後にLGのロゴがアニメーションと共に表示されてロック画面となる。
3位はARROWS M01。こちらは常に35秒前後。Androidのロゴのあとに防水の注意表示、次にARROWSのロゴがアニメーションとともに表示、そしてロック画面。見ているだけだとそれほど時間がかかっていないように感じるのだが、タイムは遅めだ。
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