ファーウェイ・ジャパンは、SIMフリーのAndroidスマートフォン「Ascend Mate7」「Ascend G620S」の2機種を12月12日に発売。今日4日から予約受付も開始した。これに合わせて、都内で製品発表会が開催された。
フラグシップ級の6型ファブレット「Ascend Mate7」と
2万円台前半でLTEもしっかり使える「Ascend G620s」
Ascend Mate7は、ジャパンディスプレイによる最新のIPS-NEO技術を用いた6型液晶(1080×1920ドット)を搭載するフラグシップモデル。価格は4万9800円(税抜)と比較的安価なモデルが多いSIMフリー端末としては高価な部類だが、性能は非常に高い。
具体的には、同社傘下のHiSilicon製オクタコアCPU「Kirin 925」(高性能なクアッドコアCortex-A15 1.8GHz+省電力用のクアッドコアCortex-A7 1.3GHzの組み合わせ)を搭載。メインメモリーは2GB、バッテリーは4100mAh、カメラもソニー製の1300万画素センサーを用いる。
基地局をはじめとするモバイルインフラ事業を全世界で展開しているファーウェイらしく、LTE Cat.6対応で通信速度は下り最大300Mbps対応。FD-LTEは2.1GHz(B1)/1.9GHz(B2)/1.8GHz(B3)/AWS(B4)/850MHz(B5)/2.6GHz(B7)/900MHz(B8)/800MHz(B19、B20)/2.3GHz(B40)、W-CDMAは2.1GHz/1.9GHz/AWS/900MHz/800MHzと、ドコモの3バンドを始め、世界の多くの地域でLTEネットワークを利用できる。
一方の「Ascend G620S」は、価格は2万1800円(税別)というミドルレンジの端末。この値段でもしっかりLTEに対応し、2.1GHz(B1)/1.8GHz(B3)/2.6GHz(B7)/800MHz(B19)とドコモの3バンド対応で、ドコモMVNOの格安SIMとの組み合わせはバッチリ。
主要なスペックは5型IPS液晶(720×1280ドット)、CPUはSnapdragon 400 1.2GHz(クアッドコア)、1GBメモリー、16GBストレージと普通に使うには十分以上の性能を持っている。
Ascend Mate7 | Ascend G620S | |
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ディスプレー | 6型IPS-NEO液晶 | 5型IPS液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット | 720×1280ドット |
サイズ | 約81×157×7.9mm | 約72.1×142.9×8.5mm |
重量 | 約185g | 約160g |
CPU | HiSilicon Kirin 925 1.8+1.3GHz(オクタコア) |
Snapdragon 400(MSM8916) 1.2GHz(クアッドコア) |
内蔵メモリー | 2GB | 1GB |
内蔵ストレージ | 16GB | 8GB |
外部メモリー | microSD(最大32GB) | microSD(最大32GB) |
OS | Android 4.4 | Android 4.4 |
最大通信速度 | 下り最大300Mbps | 下り最大150Mbps |
LTE対応周波数 | 2.1GHz(B1)/1.9GHz(B2) /1.8GHz(B3)/AWS(B4)/ 850MHz(B5)/2.6GHz(B7)/ 900MHz(B8)/800MHz(B19、 B20)/ 2.3GHz(B40) |
2.1GHz(B1)/1.8GHz(B3) /2.6GHz(B7)/800MHz(B19) |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1300万画素/イン:約500万画素 | リア:約800万画素/イン:約200万画素 |
バッテリー容量 | 4100mAh(交換不可) | 2000mAh(交換不可) |
SIM形状 | microSIM | microSIM |
カラバリ | オブシディアン・ブラック、ムーンライト・シルバー | ホワイト/ブラック |
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