タブレットの料金で考えると
ドコモのAQUOS PADが安い
料金の比較では、端末代は税込、料金プランは税抜で計算。2年間のトータルコストを比べる。料金プランは今回は「2台持ち」を想定とした(同じキャリアのスマホやタブレットを持っていることが前提)。
端末代は各社のオンラインストアを参考にし、割引やキャンペーンは多くの人が当てはまる場合に適用する。
ドコモ 「AQUOS PAD SH-06F」 |
au 「MeMO Pad 8 AST21」 |
「ThinkPad 10 for SoftBank」 |
|
---|---|---|---|
新規契約 (一括/実質) |
8万5320円/ 2万520円 |
2万5920円/ 0円 |
9万8160円/ 4万2960円 |
機種変更 (一括/実質) |
8万5320円/ 1万152円 |
― | ― |
Web接続 | spモード | LTE NET | ウェブ基本使用料 |
300円 | 300円 | 300円 | |
基本使用料&パケット定額 | データプラン(3ヵ月-1080円) | LTEフラットfor Tab cp(スマホセット割適用) | スマ放題(法人タブレットプラン/2年) |
1700円 | 3150円 | 1700円 | |
その他 | 2台目プラス・シェアオプション | ― | 法人データシェア子回線 |
500円 | ― | 500円 | |
2年間トータルコスト | 6万6912円(機種変更) | 8万2800円 | 10万2960円 |
ここはAQUOS PADの勝ち。通話なしのデータプランで2台目プラスでパケットはスマホとシェアをする、という想定なのでauの料金プランより有利となった。また、「お取り替えタブレット割」を機種変更時に適用、3ヵ月のあいだ1080円引きとなる「データプラン得得キャンペーン」も適用となり、2年で6万円台となった。ただし、通信量はスマホとシェアする形だ。
続くのはauのMeMO Pad 8。こちらは端末代が安く、「MeMO Pad 8デビュー割」の1万800円割引を含んでいる。料金プランは複数選べるが、今回は「はじまる!データシェアキャンペーン」の場合を想定し、スマホセット割で毎月2850円引きとなる。これは11月末までは月7GBの通信量が利用でき、12月以降はタブレット分の2GBをプラスして、スマホと通信量をシェアする形になる。
なお、「auスマートバリュー」が適用されないので、「ゼロスタート定額」(スマホセット割時に月7GBで月0~4743円)や通常のパケット定額を選ぶ人も多そうだ。
ThinkPad 10は端末代は法人1人契約の一例。法人向けなので契約する人数や利用するサービスなどで変わる可能性がある。とはいえ端末代が高価なだけで、料金プラン自体は「法人タブレットプラン」により、2台以上を利用する法人ならデータシェアが可能。トータルコストで10万円を超えたが、端末代を除くとドコモに迫る安さ。あとは法人向けWindowsタブレットでLTE回線という点にどこまで価値を置くかだ。
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