最新端末を丸裸！　スマートフォン定点観測 第93回

操作性重視のXperia A2、URBANO、STREAM Sの性能は？

料金面ではワイモバイルのSTREAM Sが
2機種を圧倒する

　つづいては料金。端末価格を含む、2年間のトータルコストを比較する。各社のオンラインストアの端末代を参考に、端末代は税込、基本使用料などは税抜で計算。auの「誰でも割」、ワイモバイル「スマホプラン割引」といった、一般的な割引は適用している。

	ドコモ 「Xperia A2 SO-04F」	au 「URBANO L03」	ワイモバイル 「STREAM S 302HW」
新規契約 （一括／実質）	6万9120円 ／3万9960円	6万4800円 ／2万2680円	2万5920円 ／2万5920円
機種変更 （一括／実質）	6万9120円 ／3万9960円	6万4800円 ／2万1600円	2万5920円 ／2万5920円
長期契約時の 機種変更	5万8320円 ／2万9160円 （10年以上）	特になし	特になし
MNP （一括／実質）	6万9120円 ／3万9960円	4万8600円 ／6480円	1万5920円 ／1万5920円
Web接続	spモード	LTE NET	―
	300円	300円	基本プランに含む
基本使用料	カケホーダイ	電話カケ放題プラン	スマホプランS
	2700円	2700円	2980円
パケット定額	データSパック	データ定額2	―
	3500円	3500円	基本プランに含む
2年間トータルコスト	18万5160円～（10年以上利用機種変更）	16万2480円～（MNP）	8万7440円～（MNP）

　これはワイモバイルのSTREAM Sが圧勝。端末が一括で2万5920円ともともと安いのはもちろん、8月一杯はキャンペーンでMNPではさらに1万円キャッシュバックされる。現時点で月々サポートや毎月割のような割引はないが、それでもこの端末価格だ。

　また基本使用料、データ定額、Web接続が含まれた「スマホプランS」が2年間は月2980円というのも、今回の比較では有利となる。ただし「スマホプランS」の通信量は月1GB。また国内通話定額も他社がほぼ無制限なのに対し、1回10分／月300回までの制限つきなので、内容面ではやや劣る。

　上位のスマホプランM（月3980円）にすると通信量は月3GBになり、トータルコストでも他社よりまだまだ安い。さらに「スーパーだれとでも定額」（月1000円）を追加すると、国内音声定額もほぼ同等になる。このへんは自分の使い方を考えて選ぶといいだろう。

　Xperia A2とUARBNOは端末代がそのまま差となった。URBANO L03はMNPでの実質価格が抑えられている。Xperia A2はスペックを考えると妥当なのだろうが、昨年のツートップ時などと比べると実質価格は高くなった印象。

　なお、このほかにもさまざまな割引キャンペーンがあるので、契約の仕方によってはもっと安くなるはずだ。