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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第50回

手に収まるAndroidスマホなら「Xperia A2」しかない!

2014年07月12日 15時00分更新

文● 林 佑樹

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小型だけど高性能な「Xperia A2 SO-04F」
手にジャストフィットなスマホならコレ!

 NTTドコモの夏モデルの中で、4型前半のパネルを搭載するスマホは、この「Xperia A2 SO-04F」のみである。すっかり5型クラスのスマホが当たり前になってしまい、片手で楽に操作したい派や小型端末ラブ派にとっては辛い時代だ。そんな中登場したXperia A2は、小型なAndroidスマホを求める場合、数少ない選択肢になる。上位機種である「Xperia Z2 SO-03F」とスペックに差はあまりないので、機種変更を考えるならばちょうどいい存在だ。そんなわけで、今回はXperia A2をレビューしていく。

少しベゼル幅はあるが幅65mmで持ちやすい

 Xperia A2は、2013年に登場したXperia Aの後継機で、ビジュアル面ではXpria Zからのデザインをベースにしている。また、Xperia Z2のリサイズ版といっていいほど、ハードウェアデザインは似ているため、Xperia Z以降の同シリーズからの機種変更であれば操作に悩まないだろう。Androidのチューニングについても同様で、ホームアプリの主だった部分に大きな変更はない。

 本体サイズは約65×128×9.7mm。末端部に丸みを持たせるラウンドエッジなフォルムで、そこ以外はフラットになっている。素材は見た目こそ、ツルツルしている印象を受けるが、実際にはマットな手触りで、持ったときの感覚はなかなかよく、背面用保護フィルムを貼りたくないと思う人もいそうだ。

 重量は約138g。4.3型としてはやや重い部類に入るが、ずっしりとした手応えは悪くない。

本体正面。インカメラの位置は右上となっている。これはドコモロゴがあるからだろうか

本体背面。アウトカメラ、LEDライト、リアマイクがある。また、NFCはほぼ中央に位置している

本体頂部。キャップレス防水仕様のヘッドフォンジャックがある

本体底部。スピーカーとマイク、ストラップホールがある

本体左側面。左からmicroUSB、microSDXCカードスロット、SIMカードスロットと並んでいる。また中央にあるものは充電用接点で付属のクレードルを利用して充電できる

各種カバーを開いた状態。ヘッドフォンジャックはキャップレス防水仕様だが、microUSBは防水仕様ではない

本体右側面。電源/スリープボタンとボリュームキー、シャッターボタンがある

電源/スリープボタンの形状はXperia Zからのお約束となっている

付属のクレードルにセットしたところ。microUSB端子カバーの遊びには余裕はあったが、長期運用を考えるのであればクレードルからの充電がいい

 幅は65mmと、最近のスマホではスリムなサイズで、片手持ちしやすい。その代わり、フルキーボードでの入力やパズル系ゲームの場合は視認性が悪い。これは物理的な問題なのでどうしようがないのだが、小型端末を愛するのであれば、このあたりは割り切れるだろう。

 ベーススペックについては特筆すべき点はないのだが、解像度は720×1280ドットと控えめ。ppiは高いので、視認性については不便を感じなかったが、スペック重視派であれば、Xperia Z2にターゲットを変更したほうがいい。最大輝度はやや低めになっており、曇り空でも雲が薄い状況下では、なんとか見られるくらい。逆に最低輝度は低く設定されており、発光面積の狭さもあり、ふとん内でのオペレーションに適している。

※記載事項に誤りがございました。訂正してお詫びいたします(7月18日)。

幅65mmで画面端まで楽に親指が届く。そのため、片手フリック入力はやはり楽

LEDシリーリングライト下での画面の見え方。左から輝度最大、輝度中間、輝度最低。輝度最低ではギリギリ画面が見える程度で、室内運用の場合は輝度30~50%あたりが妥当なラインだ

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