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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第69回

AQUOS PHONE最強はどれだ!? 主要3キャリアのスマホを比較!

2014年01月20日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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同じAQUOS PHONEでも302SHがお得感あり!?

 同じAQUOS PHONEなので、外観は個別で見るよりも、3機種で比較したほうがわかりやすいだろう。まず気になる部分の違いを表でまとめてみた。

  AQUOS PHONE ZETA AQUOS PHONE SERIE AQUOS PHONE Xx
microUSB キャップレス キャップ付き キャップレス
イヤホン キャップレス キャップレス キャップレス
ストラップホール ○(右下) ○(右下) ○(右下)
音量タッチキー 左下 左下 右下
インカメラ 左上 左上 中央下
バッテリー交換 不可 不可 不可
卓上ホルダー 非対応 同梱 同梱
TVアンテナ変換ケーブル 非対応 オプション 同梱

 若干残念な点を挙げると、auのSHL23のみmicroUSB端子がキャップレスではない。防水カバーを開ける必要がある。

SHL23のmicroUSBだけ、キャップ付きである

 注目点では302SHのタッチキー。3機種とも音量キーがタッチキーになっており、正面側にあるのだが、302SHのみ右下だ。右利きの場合、右下のほうが押しやすいと感じる。逆に左利きの人は左下のほうが押しやすそう。とはいえどちらの位置でも指が届く範囲ではある。

302SHの音量キーは右下にある

 ちなみに302SHは上辺が狭額縁のため、インカメラが下にきていて、少し不思議な感じがする。ユーザーによるバッテリーの交換は3機種とも不可で、左上に防水カバーで覆われたmicroSD/SIMスロットがある。

SH-01Fと302SHの上側を比較したところ。こうして見ると、302SHが極端に狭額縁なことがあらためてよくわかる

 最後に同梱品をチェック。SH-01Fには卓上ホルダーが付属してないだけでなく、端子自体がないので非対応。さらに自宅のテレビ用アンテナと接続する変換ケーブルなども利用できない。これに対応していると、自宅のアンテナ経由で確実にフルセグを受信できるので、家族に居間のテレビを占拠されるお父さんなどにも便利そうなのだが……。

 逆にSHL23と302SHは卓上ホルダーを同梱。ダクト構造になっており、音が聞こえやすい。変換ケーブルは302SHには同梱。SHL23はオプションなので、302SHがちょっと得と言えなくもない。

302SHは卓上ホルダーとアンテナ入力端子用ケーブルの両方が同梱されている


まずは料金を重視!
AQUOS PHONE ZETA SH-01Fが1勝

 スペックではスタミナでSHL23、外観チェックでは302SHが魅力的と感じたが、料金面で明確な差をつけたドコモのAQUOS PHONE ZETA SH-01Fをまずは1勝としたい。赤外線通信や卓上ホルダーに対応しないなど、細かな点でコストダウンされているようにも感じるが、それで運用コストが2年で2~5万円安いのなら「全然問題無し!」と判断する人も多いのではないだろうか。

 次回はスピードチェック。文字入力や通信速度などをテストするが、この3機種では差があまり出ないような気も……どんな結果になるのか楽しみにしてほしい。


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