アスキースマホ総研 第15回

冬モデルの新スマホが次々発表！　auとソフバンの推しスマは？

auとソフトバンク発表会をまとめると……

スピーディー　そろそろまとめに入りましょう。後編のドコモでも基本的には同じですが、冬春モデルのトレンドはCPUがクアッドコアのSnapdragon 800。

ドロイド　処理性能ももちろん高いのですが、端末メーカーさんが言うところでは、省エネ面でもSnapdragon 800は優れていると口を揃えてましたね。バッテリー容量が同じでも駆動時間は長くなると。

カリー　あとほぼすべての機種がIEEE802.11acに対応したことで、無線LANが高速になりましたね。自分はすでにIEEE802.11acの無線アクセスポイントを自宅に導入してますし、通信キャリアが提供する公衆無線スポットでもIEEE802.11acに対応した場所が出てきています。ノマド作業時とかでも快適になりそうでうれしいです。

スピーディー　AQUOS PHONE SERIEのようにIGZO液晶を搭載するなどして、駆動時間の長さをアピールしている端末が増えたのでいずれまたチェックしたいところです。一方、ユーザーがバッテリー交換できない端末も多くなりました。

ドロイド　GALAXY Note 3はしっかり交換できますね。あと、イヤホンだけでなくmicroUSB端子もキャップレスで防水対応の端末が増えたのは朗報です。長い間使っている間にキャップがヘタってくるとか、使い勝手はもちろん外観にも影響があるので。

スピーディー　スペック勝負は、頭打ちに来ている感があります。これからは、UIやUX、キャリアサービスで勝負の時期なんじゃないでしょうか。

カリー　スペックは高くて当たり前、大事なことはその先ということですね。

次回予告

　次回はドコモ冬春モデル発表会の模様をお届け。スマホ8機種と3キャリア中では最大のラインナップを用意している。注目は小型の「Xperia Z1f」だが、今回紹介したauやソフトバンクの冬モデルとの細かな部分での比較など、アスキースマホ総研のメンバーが詳しく分析する予定だ。

【巻末おまけ4コマ】
存在をアピールしたいカリーさん

アスキースマホ総研 ラボメンバー紹介

カリーさん　アップル製品やネットサービスが専門というフリーライター。ASCII.jpの人気企画「富士見iPhoneクラブ」のリーダーでありながら、「iPhone以外のスマホに詳しくなって、仕事の幅を広げたい」という前向きなのか、個人的な思惑なのか、理由はとにかくアスキースマホ総研をスタートさせた。発表会では端末に触りながら「さらさらしてる」「大きい」「白い」などの素直な（？）感想をつぶやいていた様子。

ドロイドさん　ASCII.jpのスマホ班リーダー。会社員なのに自費で常に多数のスマホを契約中。料金・通信速度に加えて、スペック表に載らない違いなど細かな話が大好き。実際、端子がキャップレスか、バッテリーが交換できるかといった細かな部分ばかり気にしている。キャップレス防水の端末が増えたのが個人的には朗報とのこと。

スピーディー末岡さん　ASCII.jp編集部所属。Androidユーザーのスピード狂。その名に恥じず速いものが大好きで、スマホはスペックからチェックするタイプ。ヘルメットを被っているのは、「俺はいつでも高速だから……」というよくわからない理由。とはいえ、スマホ総研では唯一“顔が見える”男だ。最新のスマホが最良のスマホというのがモットーのようで、iPhone 5sも予約ナシでスピーディーに買ったらしい。

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