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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第58回

DIGNO DUALなど、国内メーカー製個性派スマホ速度対決

2013年10月07日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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端末自体はハイスペックではないが
下り最大30Mbps!

 続いて通信速度のチェック。いつものように横浜駅前、東京駅ホーム、浦安駅前という一都二県で行う。計測したのは9月中旬の平日午前中から正午頃までだ。ブラウザで計測できる「BNRスピードテスト画像読込み版」を使い、下り、上りともに3回計測する。

 ELUGA PがXi、AQUOS PHONE ssとDIGNO DUAL2はSoftBank 4Gのエリア内での勝負となる。過去の比較では、ユーザー数が少ないとされるSoftBank 4Gが有利、ドコモはなかなか良い数字が出ない。

  ELUGA P AQUOS PHONE ss DIGNO DUAL 2
横浜駅(下り/上り) 13.11Mbps/1.85Mbps 13.39Mbps5.16Mbps 10.32Mbps/1.47Mbps
東京駅(下り/上り) 6.97Mbps/2.91Mbps 7.09Mbps/2.36Mbps 10.94Mbps4.9Mbps
浦安駅(下り/上り) 10.97Mbps/1Mbps 32.9Mbps8.83Mbps 20.99Mbps/5.47Mbps
全計測の平均
(下り/上り)
8.64Mbps/1.63Mbps 13.32Mbps4.33Mbps 10.6Mbps/3.52Mbps

 勝利したのはAQUOS PHONE ss。とはいえ、今回の通信速度比較、横浜と東京では接戦。ドコモのELUGA Pが13Mbpsを記録し、横浜では久々に3機種とも10Mbpsを超えた。ただAQUOS PHONE ssは常に上りの速度が上で、さらに大きく差がついたのは浦安駅。いずれにしてもSoftBank 4Gが強い。

 最後にロック画面や通知パネルをチェックする。

ホームUIが3種類用意されているELUGA P

 ELUGA PのホームUIは3種類あるが、それぞれロック画面が違い、ドコモのシンプルUIではロックの解除のみ、パレットUIではいつもどおりボイスコレーダーとカメラ、フィットUIではカメラ、通話、メールを呼び出すことができる。

 通知パネルは共通で、非常に多く、最初は横一列に12個、さらに17個まで増やすことができた。通知パネルとともに「PLUS」というアイコンがあるが、これはタスク画面を表示する(ホームボタンを2回押しても表示できる)。

Palette UIとメーカー製ホームでロック画面の機能が多少違う

通知パネルにはアイコンをたくさん増やすことができた

AQUOS PHONEシリーズを
そのまま踏襲

 AQUOS PHONE ssのロック画面は、もはやおなじみになったウェルカムシート。カメラ、電話、メールボタンがあるほか、株価のチェック、そして本機種ならではの放射線測定の表示も可能だ。ただしAQUOS PHONE Xxで見られた、待受画面にウィジェットを貼る機能は無し。ウィジェットを使うには3ラインホームを開く必要がある。

 ステータスバーを開くと開閉する通知パネルがあり、11個のボタンと省エネ、設定のボタンがある。もう珍しさは無いものの3列表示なので横にスクロールしなくてもいいのは便利だ。

シャープ独自UIのロック画面。普段時間を表示しているところに株価情報を表示したり、さらに他の機能を直接起動することが可能

おなじみの3ラインホーム。通知パネルではボタンを3列表示が可能

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