端末自体はハイスペックではないが
下り最大30Mbps!
続いて通信速度のチェック。いつものように横浜駅前、東京駅ホーム、浦安駅前という一都二県で行う。計測したのは9月中旬の平日午前中から正午頃までだ。ブラウザで計測できる「BNRスピードテスト画像読込み版」を使い、下り、上りともに3回計測する。
ELUGA PがXi、AQUOS PHONE ssとDIGNO DUAL2はSoftBank 4Gのエリア内での勝負となる。過去の比較では、ユーザー数が少ないとされるSoftBank 4Gが有利、ドコモはなかなか良い数字が出ない。
ELUGA P | AQUOS PHONE ss | DIGNO DUAL 2 | |
---|---|---|---|
横浜駅(下り/上り) | 13.11Mbps/1.85Mbps | 13.39Mbps/5.16Mbps | 10.32Mbps/1.47Mbps |
東京駅(下り/上り) | 6.97Mbps/2.91Mbps | 7.09Mbps/2.36Mbps | 10.94Mbps/4.9Mbps |
浦安駅(下り/上り) | 10.97Mbps/1Mbps | 32.9Mbps/8.83Mbps | 20.99Mbps/5.47Mbps |
全計測の平均 (下り/上り) |
8.64Mbps/1.63Mbps | 13.32Mbps/4.33Mbps | 10.6Mbps/3.52Mbps |
勝利したのはAQUOS PHONE ss。とはいえ、今回の通信速度比較、横浜と東京では接戦。ドコモのELUGA Pが13Mbpsを記録し、横浜では久々に3機種とも10Mbpsを超えた。ただAQUOS PHONE ssは常に上りの速度が上で、さらに大きく差がついたのは浦安駅。いずれにしてもSoftBank 4Gが強い。
最後にロック画面や通知パネルをチェックする。
ホームUIが3種類用意されているELUGA P
ELUGA PのホームUIは3種類あるが、それぞれロック画面が違い、ドコモのシンプルUIではロックの解除のみ、パレットUIではいつもどおりボイスコレーダーとカメラ、フィットUIではカメラ、通話、メールを呼び出すことができる。
通知パネルは共通で、非常に多く、最初は横一列に12個、さらに17個まで増やすことができた。通知パネルとともに「PLUS」というアイコンがあるが、これはタスク画面を表示する(ホームボタンを2回押しても表示できる)。
AQUOS PHONEシリーズを
そのまま踏襲
AQUOS PHONE ssのロック画面は、もはやおなじみになったウェルカムシート。カメラ、電話、メールボタンがあるほか、株価のチェック、そして本機種ならではの放射線測定の表示も可能だ。ただしAQUOS PHONE Xxで見られた、待受画面にウィジェットを貼る機能は無し。ウィジェットを使うには3ラインホームを開く必要がある。
ステータスバーを開くと開閉する通知パネルがあり、11個のボタンと省エネ、設定のボタンがある。もう珍しさは無いものの3列表示なので横にスクロールしなくてもいいのは便利だ。
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