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徹底特集 「iPhone 5s」&「iOS 7」を全力チェック! 第2回

au版/ドコモ版iPhoneは800MHz対応に対応 SB版は……

2013年09月11日 03時55分更新

文● ASCII.jp編集部

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 iPhone 5s、iPhone 5c発表に合わせて、アップル公式サイトでは、主要スペックが公開されている。

 以前から注目されていたネットワークについては、auの800MHz帯である「バンド18」、ドコモの800MHz帯である「バンド19」がともにLTEでの対応周波数に含まれている。日本独自のバンドのため、対応の有無が注目されていたが、両社のiPhone 5S/5Cで利用可能になると思われる。

 中でも、auの800MHz帯を用いたLTEネットワークは、ほぼ全域で下り最大75Mbps対応であるほか、今年度中に実人口カバー率99%と3G並のエリアを目指している(関連記事)。KDDI側もその強味をしばしばアピールしてきただけに、同社にとっては大きな武器となりそうだ。なお、1.5GHz帯については、両社ともiPhoneでは非対応のままである。

ソフトバンク向けiPhone 5S/5Cは
TD-LTEの「SoftBank 4G」には非対応!?

 もう1点注目されていたのが、TD-LTEへの対応。ソフトバンクは、TD-LTE互換のAXGP方式による「SoftBank 4G」を主にAndroidスマホ向けに提供しており、これが新iPhoneで利用できるかが話題になっていた。

 iPhone 5s/5cではTD-LTE対応モデルが用意されたが、利用できるバンドが国内でサービスされているバンドとは異なっており、またアップルのサイトで、ソフトバンク向けに提供されるとするモデルはTD-LTE非対応である。

5モデルあるiPhone 5sのうち、KDDIとソフトバンクに提供されるのは「A1453」というモデルのようだ

 なお、各キャリアから詳報が届き次第、あらためて情報をお届けする予定だ。

各社が提供しているLTEの周波数と
新iPhoneの関係表

  ドコモ au ソフトバンク
FD-LTE 2.1GHz(バンド1)
1.8GHz(バンド3) 今秋開始 ○※
1.5GHz(バンド11) ×
1.5GHz(バンド21) ×
800MHz(バンド18)
800MHz(バンド19)
TD-LTE 2.5GHz
(UQが10月開始)

「○」は利用できる周波数。「×」はキャリアでは提供されているが、iPhone側が対応していない周波数。「―」はそもそもそのキャリアでは提供されていない周波数。
※:イー・モバイルのネットワークを利用。



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