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熱気は日本に負けてない!

台湾版コミケ「Fancy Frontier21」は今年もアツい!

2013年02月26日 23時03分更新

文● 伊藤 真広

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会場から30分が過ぎた会場の様子。人気サークルの購入待機列は休憩スペースまで伸びている

 以前にもお伝えしている(関連記事)台湾最大級の同人イベント「Fancy Frontier 開拓動漫祭」。旧正月の熱気が冷めやらぬ2月16・17日の2日間に渡り、21回目となる「Fancy Frontier 開拓動漫祭 21」が、今年も国立台湾大学総合体育館で開催された。

 同イベントは、台湾のアニメ情報誌「月刊Frontier」と、台湾動漫画推進協会が共催する台湾最大級の同人イベントの1つ。日本からも同人サークルや企業が多数参加し、動員数3万人以上を記録する。年々、日本からの参加サークルは増加傾向にあり、今回は20を超える同人サークルが日本から参加していた。市場視察のために参加するアニメ・ゲーム関係者や、台湾の同人誌の購入を目的とした一般参加者、異国のコスプレイベントに参加したいコスプレイヤーなどを含めると、100人以上の日本人が参加していた。

「Fancy Frontier 開拓動漫祭 21」の会場は、日本でいえば東大にあたる国立台湾大学。同大学の正門を入ったヤシ並木は、観光地としても有名な場所

 ちなみに、サークル参加するには、日本のコミケ同様にイベントのルールや作品頒布のレギュレーション、サークル参加費の入金、チケットの受け取りなどのために台湾在住者を必要と決して簡単ではない。だが、FacebookやmixiなどのSNSにより国境を超えた交流が可能になったこともあり、日本のサークルが参加する難易度はグッと下がっている。それでは、まずは会場の様子からお伝えしていこう。

会場直前の入場待機列。列は、会場をぐるりと一周したうえで、同大学の敷地を抜け、会場周辺の歩道まで伸びていた

昨年から台湾でも販売が始まったバンプレストの「一番くじ」も企業ブースとして出展。「魔法少女リリカルなのは」や「Fate/ZERO」の一番くじなどを販売

日本の美少女メーカー「OVER DRIVE」もブースを出展。「TARI TARI」のOP「Dreamer」を歌った歌手のAiRIさんと数多くのアニソンの作詞作曲を手がけるシンガーソングライターの畑亜貴さんのサイン会を実施

会場外に臨時店舗を出展していた台湾のファミリーマート。飲食店が会場から少々離れた場所にあるため、こうした店舗の出展は、イベント参加者にとって非常に助かる

日本のコミケのようなコスプレ更衣室が独立して用意されていない「Fancy Frontier」。コスプレイヤーは、自宅からコスプレをしてくるか、会場裏手に簡易テントなどを持ち込んで着替えなどを行なっている

ゲストとして日本のアーティストやイラストレイター、漫画家なども参加していた。ステージ上では、ライブやトークショー、サイン会などを行なっていた。写真は「もえたん」などのイラストで知られるPOP氏のトーク&サイン会

コスプレイヤーの撮影スタイルは日本のコスプレと同じ囲みスタイルで、列を作って撮影するスタイルは一般的ではない

クオリティーが年々上昇する痛車と痛単車。車両をバックに記念撮影するコスプレイヤーさんなどの姿も見られた

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