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「Fancy Frontier 開拓動漫祭」レポート後編

台湾大学総合体育館で見つけたキュートな台湾コスプレイヤー!

2013年02月27日 22時26分更新

文● 伊藤 真広

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 イベント自体を紹介した前編に引き続き(関連記事)、台湾最大級の同人イベント「Fancy Frontier 開拓動漫祭 21」レポートの後半でお伝えするのは、ハイクオリティーな衣装に身を包んだ台湾美人コスプレイヤーの皆さん。

イベント開催中は、会場の周辺のみならず大学の敷地内でも撮影可能。庭園や教室などが入る建物など、いたるところで撮影をしている姿をみることができた

 台湾のコスプレだが、日本と捉え方が少々違っており、一般のまちなかで比較的緩く受け入れられている。そのため、日本のコミックマーケットやコスプレイベントと違い、イベント会場内にしっかりとしたコスプレ更衣室はなく、コスプレの衣装の上にコートなどを羽織って、タクシーなどで直接会場に乗り付けるスタイルが一般的となっている。

 また、タクシーなどに乗ることのできない大きな衣装や地下鉄などの公共の交通機関を利用して、会場に入るコスプレイヤーたちは、会場外の通路などに簡易テントを貼るなどして、そのなかで着替えを行なっている。日本と比べてコスプレに対するイメージが寛容ということもあり、制服系などのコスプレの場合には、メイクやウィッグをしないで会場に入り、会場でメイクやウィッグの装着を行なうといった人もいるとのことだ。

台湾のコスプレイヤーに聞いたところ、街中でも撮影OKの建物や店舗、公演などがあるため日本に比べて屋外ロケはしやすいようだ

 コスプレをするキャラクターの人気だが、日本の流行とほとんど時差はなく、「ソードアート・オンライン」や「中二病でも恋がしたい!」「VOCALOID」キャラクターなどが人気。そのほか、12月に発表されたばかりの「SNOW MIKU 2013」など、最新の衣装を身につけたコスプレイヤーの姿も見られた。

 長物に対する規制ないため、大型な獲物を持つコスプレイヤーが多かいのも日本とは違う点だろう。また、近年は日本でも一部で問題になっている性的に過激な装いをするコスプレイヤーも増加傾向にあり、社会規範が日本以上に厳しいため、それらがメディアなどに取り上げられた場合にイベント開催に支障を来す恐れがあるため、これまで関与して来なかったイベント主催者側によるコスプレのルール制定なども、進みつつあるとのことだ。

 日本から気軽に来れることもあり、今回のイベントでも日本人のコスプレイヤーが複数参加していた、それらコスプレイヤーたちにも、郷に入れば郷に従えという言葉があるように、その国の事情などを加味して、迷惑をかけないように注意してイベントを楽しんでもらいたい。というわけで、台湾のコスプレ美女たちの模様をお伝えしていこう。

台灣角色扮演美女寫真集(台湾コスプレ美人写真集)

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