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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第28回

「S III」「ZETA」「butterfly」でスタミナ・小技は?

2013年02月04日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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ウィジェットで各種機能をオン/オフ
HTC J butterfly

 HTC J butterflyは前モデルのHTC Jと同様に「Beats Audio」の設定があり、イヤホンで音楽を聴くときは有効にすることができる。またサウンドの設定を見ると、本体を動かすと着信音を下げる、GALAXY S III αと同じくポケットなどに入れているときは音量がアップする機能があり、地味だが便利といえる。

Beats Audioを始めとする音楽へのこだわりは本機でも継続

 音楽再生時にも楽曲検索アプリの「Sound Hound」と連携しており、再生している曲の詳細をすぐに調べられる。

再生中の音楽の詳細情報を取得できる

 またHTC J butterflyは5型という大画面のためか、ステータスバーにWi-Fiなどのオン/オフができる通知パネルがほとんど無いが、そのぶん、ウィジェットが豊富な印象。もちろん他のスマートフォンもウィジェットは多いのだが、HTC J butterflyの場合、通知パネルの代わりになる、ワンタッチで機能をオン/オフにする小さなウィジェット、ボタン型のウィジェットが豊富だ。

HTC端末らしく、魅力的なウィジェットが多数用意されている

 実際、5型画面ではこういったウィジェットをホーム画面の指の届く範囲に配置するのが最適という印象だ。


AQUOS PHONE ZETAが終始リードか
総合でも勝利

 今回はAQUOS PHONE ZETAの勝ちとしたい。いつもならAQUOS PHONEシリーズは機能やアプリが似ているので、この最後の機能比較では「便利だけど前にもあったなぁ」という印象を抱きがちだったが、フラッグシップ級となると新機能の追加も多く、新しさを感じる。スタミナでも抜きん出ていたので、最後になって他の2機種を突き放した感がある。

 GALAXY S III αとHTC J butterflyもこれまでの3回ではほとんど差がなく、以前の機種のテストと比べると良好な成績。これから春モデルも発売されていくが、この3機種は春モデルに見劣りしないので、今買っても長く楽しめるだろう。

 次回からは「MEDIAS U」「G'zOne Type-L」「RAZR M」という“タフな3機種”を比較する。頑丈な端末を揃えたが果たして使い勝手はどうか? 今回の3機種などとも比較しつつチェックしていきたい。


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