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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 ― 第25回

「S III」「ZETA」「butterfly」冬の三大スマホを比較!

2013年01月07日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 今回からは人気の冬スマホ3機種「GALAXY S III α」「AQUOS PHONE ZETA」「HTC J butterfly」を比較していく。いずれもすでに実績十分のシリーズであることに加え、スペックも最強クラスだ。

ドコモ「GALAXY S III α SC-03E」ドコモ「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」au「HTC J butterfly HTL21」

 そしてスマートフォンにおいて、最も重要と言っても過言ではない“画面”にこだわっているのが特徴的だ。購入を考えている人も多いであろうこれらの機種を、まず第1回となる本記事ではスペック、機能、外観、料金、それらを踏まえたコストパフォーマンスの視点から優秀な機種を選んでいく。

有機EL、IGZO、フルHDで勝負する3機種

 まずは3機種の主なスペック、機能を比較してみよう。なお今回からNFCをスペック項目に加えた。

  ドコモ
「GALAXY S III α
SC-03E」
ドコモ
「AQUOS PHONE
ZETA SH-02E」
au
「HTC J butterfly
HTL21」
メーカー サムスン電子 シャープ HTC
本体サイズ 約71×137×9mm 約68×135×9.8mm 約71×143×9.2mm
重量 約139g 約152g 約140g
画面サイズ 4.8型 4.9型 5型
画面解像度 720×1280ドット 720×1280ドット 1080×1920ドット
OS Android 4.1.1 Android 4.0.4 Android 4.1.1
CPU クアッドコア 1.6GHz クアッドコア 1.5GHz クアッドコア 1.5GHz
ROM/RAM 32GB/2GB 32GB/2GB 16GB/2GB
メモリーカード microSDXC(64GB) microSDXC(64GB) microSDHC(32GB)
下り最大通信速度 100Mbps(Xi) 100Mbps(Xi) 75Mbps(4G LTE)
無線LAN 2.4/5GHz対応 2.4/5GHz対応 2.4/5GHz対応
テザリング ○(最大10台) ○(最大10台) ○(最大8台)
カメラ画素数 810万画素CMOS
(裏面照射型)
1630万画素CMOS
(裏面照射型)
800万画素CMOS
(裏面照射型)
インカメラ 190万画素CMOS
(裏面照射型)
120万画素CMOS
(裏面照射型)
210万画素CMOS
防水/防塵 ×/× ○/○ ○/×
ワンセグ連続視聴 5時間50分 9時間20分 4時間30分
FeliCa
赤外線 ×
NFC ×
Bluetooth 4.0 4.0 4.0(BLE)
HDMI ○(タイプA) ○(MHL) ○(MHL)
SIM形状 microSIM microSIM microSIM
バッテリー容量 2100mAh 2320mAh 2020mAh
Qi × × ×
カラバリ Titanium Gray、Sapphire Black Red、White、Blue レッド、ホワイト、ブラック

 まず、NTTドコモのGALAXY S III α SC-03Eは、サムスン電子自慢の有機ELディスプレーを搭載。4.8型というディスプレーは、実はこの3機種中では一番小さかったりするのだが、改めて考えるまでもなく、大画面のスマホの部類である。

 夏モデルのGALAXY S III SC-06Dと比べると、CPUがデュアルコアからクアッドコアへと強化されたのが、スペック重視派には注目のポイント。Xiも最大100Mbpsに対応した。一方で防水・防塵、赤外線通信には相変わらず非対応。最近は海外メーカー製端末といえども対応する機種が続々登場している。またSC-06Dと同じくNFCにも非対応。GALAXYシリーズといえばグローバル端末の最高スペックという印象があるが、単純なスペック比較だと、やや劣って見えるのも確かだ。

 同じくNTTドコモのAQUOS PHONE ZETA SH-02Eは、シャープが“革新的テクノロジー”と謳うIGZO液晶を採用している。消費電力を抑えられるのでスタミナに期待でき、今回の3機種でもワンセグの公式スペックでは倍近い差をつけている。もっともシャープのスマートフォンはいつもワンセグの視聴時間は長いので、AQUOS PHONEのユーザーにはあまりインパクトはないかもしれない。

 対応機能はほぼパーフェクト。防水・防塵などの日本向け機能にも全対応し、100MbpsのXi、カメラは16メガ、HDMI搭載、バッテリー容量も3機種中ではもっとも大きい。さらにクアッドコアCPU搭載でメモリのRAMも2GBとサクサク使えるのでは、と期待できる。

 ただ、スペックで他機種より劣っている点もある。まずは重量。152gと3機種中1番重い。もっともこれは実際に持ち比べるとほとんど気にならない。次にOSのバージョン。Android 4.0.4と他の2機種より古い。4.1になることでよりサクサク使える可能性はあるが、これは今後のバージョンアップに期待だ。さらにバッテリーの交換も非対応である。

 auのHTC J butterfly HTL21はフルHDディスプレーをいち早く採用したスマートフォンである。ディスプレーのサイズは5型と、3機種中最も大きく、発売されているスマートフォンの中でもトップクラスだ。

 HTCとKDDIによる協業で開発されただけあって、日本向け機能も、防水、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応している。ただし、防塵には非対応だ。CPUもクアッドコアで、省電力タイプのBluetoothも搭載。気になるのは内蔵メモリが16GBで、外部メモリが32GBのmicroSDHCまでというのはアプリを大量に使う人、カメラをよく使うという人には気になる点かもしれない。またバッテリーは3機種の中では小さく(交換も不可能)、ワンセグの連続視聴時間も短めだ。

 スペック、機能で見た場合はAQUOS PHONE ZETA、HTC J butterflyが有利かもしれない。ただ3機種とも高いレベルでの比較で、どれを買っても満足できそうではある。引き続き外観をチェックしていこう。

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