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国内外のタブレット大集合! ベストバイ決定戦! 第2回

海外メーカー製タブレット編

日本に上陸した黒船タブレットは国内市場を席巻するか?

2011年12月16日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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タブレットは手に合うかを
優先的にチェックすべし!

 キーボードとマウス操作のPCと異なり、タブレット端末は持ちやすさやボタンの配置などでだいぶ快適性が異なってくる。見た目と同じく、個人差が大きく出る部分なので、まずは気になったタブレットを店頭で触りまくるといいだろう。

 スペックについては国内メーカー・海外メーカー問わず、ほぼ同じなので、細かく意識する必要はないし、OSについてもAndroidであればウィジェットが異なるくらいで、あとはマーケットで拡張する部分は共通。iPad 2にしてもすでにiPhoneやiPod touchを使用しているのであれば、共用できるアプリも多く、選択の目安になる。操作体系を見ても、iPhoneやiPod touchとほとんど同じ点も導入のしやすさのひとつだ。

どちらかというと、国内と国外のメーカーでは設計思想に大きな違いがある。家電とのリンクが決め手になる人もいれば、タブレット単体で基本的な機能さえあればいいという人もいる。だが、やはり持ち運びを考えたら「持ちやすさ、軽さ」を重視したい

 また国内メーカーのAndroidタブレットは、ソニー、東芝、シャープの3メーカーの製品を紹介した。共通していえることは、各メーカーが展開するAVブランドとの連携。自宅のAV環境がいずれかのメーカーで統一されているのならば、そのメーカーのタブレットを選ぶというのもアリ。リモート操作だけでなく、動画の持ち出しなど受けられる恩恵は大きい。

 タブレット端末の増加で、どれにするか悩ましいのだが(筆者も今回の特集で超悩む状態になっている)、持ったときのホールド性、使ったときの快適性から選んでみれば、比較的スムーズに選べるだろう。年末・年始のセールなどでひとつ買ってみて、2012年はタブレットをバリバリと活用してほしい。

Camangi「Mangrove7」

 今回のタブレット番外編は、台湾のメーカー・Camangiからリリースされている「Mangrove7」を紹介しよう。7型(1024 x 600ドット)でサイズが幅約195×高さ約122×厚さ約11.92mm、そして重量が380gと非常にコンパクトかつ軽量。電子書籍の購読にもってこいのタブレットだ。

 今回の特集では10型がメインだったのでレビューには入らなかったが、CPUにNVIDIA Tegra 2(1GHz)、OSがAndroid 3.2と7型の中でもポテンシャルが高い機種だ。7型のタブレットを探しているなら、選択肢のひとつに加えてみるのもいいだろう。

フロント。7型(1024 x 600ドット)で、画面サイズも解像度も、動画鑑賞や写真のチェックなどには問題ない

リアは日本人好みの光沢仕上げ。平面でなく、カーブしているので片手で持ちやすい

両サイドにはスイッチやコネクター類は一切なし! スッキリして見える

上部には電源スイッチやボリュームスイッチが搭載されている

下部はmicroUSBや、miniHDMIなどの各種コネクターが配置されている


筆者紹介――林 佑樹

 フリーランスの編集・ライター。紆余曲折あって、PCからゲーム、家電、生活雑貨までやれちゃう体になった。現在はiPhone 4SやらAndroidやらに埋もれている。


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