第1回は国内メーカーのタブレットを紹介してきたが、国内で流通しているタブレットは、海外メーカーのものも多い。家電とのリンクなどエンタメとの融合を推進する国内メーカー製に比べ、海外メーカーはタブレット単体での運用が前提で、PC的なアピールが目立つ。
たとえば、自宅のAV環境が特定のメーカーで統一されている場合は、国内メーカーのタブレットだと連携できる場合もあるが、AV機器などのメーカーがバラバラでとくにこだわっていない人にはあまり連携の恩恵を受けることができない(DLNAである程度のリンクは可能だが)。また、GALAXY TabやOptimus Pad、XOOMなどは国内のキャリアが販売している3G回線対応のものと、Wi-Fiのみのモデルが存在する。当然、キャリアが販売しているほうが価格的には抑えられている(キャンペーンや割引など)が、無線LANの環境下にいることが多いならWi-Fiモデルでもいいだろう。3Gモデルは場所を選ばずにネットにアクセスできるのが魅力的だ。
そうなると、海外製タブレットも視野にという流れになるだろう。今回は、海外メーカーのタブレット7製品を紹介していこう。
ハイスペック&高速通信ならコレ!
ドコモ「GALAXY Tab 10.1 LTE」
サムスン電子といえば、ハイスペックなスマホ「GALAXY」シリーズを開発しているが、タブレットもやっぱりハイスペックだった。ドコモの高速通信「Xi」(クロッシィ)に対応した「GALAXY Tab 10.1 LTE」を見ていこう。
サイズはディスプレーが10.1型。幅257×奥行き175×高さ8.9mm、重量が565g。解像度は1280×800ドット、CPUはAPQ 8060(デュアルコア1.5GHz)、メモリーは1GB、内蔵ストレージが16GB、OSはAndroid 3.2という、ハイエンドモデルに相応しいスペックを誇る。
特徴としては、バッテリーが7000mAhと大容量で、バッテリー駆動時間が短くなりがちなタブレットのデータ通信時でも余裕で1日持つほど。テザリングにも対応しているので、モバイルルーターの代わりにもなるだろう。ハードウェア的には、次世代通信サービス「Xi」にも対応しているので、常時タブレットでネットを見たいというヘビーユーザー向けといってもいいだろう。
主なスペック | ||
---|---|---|
通信方式 | LTE | 下り 最大37.5Mbps/75Mbps |
上り 最大12.5Mbps/25Mbps | ||
FOMAハイスピード | 下り 最大14Mbps | |
上り 最大5.7Mbps | ||
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n | |
サイズ | 約257×175×8.6mm | |
質量 | 約565g | |
バッテリー | 7000mAh | |
待受時間 | 3G | 約1100時間 |
LTE | 約930時間 | |
ディスプレー | 10.1型(1280×800ドット) | |
CPU | 1.5GHz デュアルコア | |
内蔵ストレージ | 16GB | |
OS | Android 3.2 | |
内蔵カメラ | 外側:約320万画素 | |
内側:約220万画素 |
この連載の記事
-
第3回
トピックス
タブレットを買ったら入れておきたい定番アプリ10選(+2) -
第1回
トピックス
国産タブレットガチンコ勝負! 最強はどれだ!? -
トピックス
国内外のタブレット大集合! ベストバイ決定戦! - この連載の一覧へ