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国内外のタブレット大集合! ベストバイ決定戦! 第2回

海外メーカー製タブレット編

日本に上陸した黒船タブレットは国内市場を席巻するか?

2011年12月16日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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海外製でも珍しいWindows 7搭載機
MSI「WindPad 110W」

 海外メーカーでは数少ないWindows 7搭載タブレット。お世辞にもタッチ操作向きとは言えないWindows 7に対応するべく、独自UIとして「スマートトラッカー」を採用しているのが特徴だ。これは、ポインティングデバイスに相当するもので、マウスカーソルの移動や押し込んで左クリックの操作ができる。また、3つのホットキーも備えているので、かなり操作性がいい。

 スペックとしては、CPUはAtomではなくAMD Z-01を採用しているところに目がいく。1GHzデュアルコアに、Radeon HD 6250と統合したもので、ブラウザゲームや軽いオンラインゲームなら、快適にプレイできてしまうほどの実力だ。

 ディスプレーは10.1型(1280×800ドット)。メモリーにDDR3-1333 2GB/4GB、ストレージはSSDの32GB。サイズは幅約271×高さ約183×厚さ約15.5mmで、重量は850gとタブレットの中では重量級だ。そして、バッテリー駆動時間は約6時間。大きさと重さ、バッテリー駆動時間からすると、モバイルするよりも家庭内やオフィス内で使うのがオススメだ。Atom搭載機よりもグラフィックス性能が高く、GPU支援も受けられるため動画再生やゲーム以外に、プレゼン用としても優秀だ。

正面。右側にスマートトラッカー、ホットキー

背面には130万画素アウトカメラ

130万画素なので写りはそこそこ。SkypeやUstreamなどの配信用として便利

最上段がスマートトラッカー。マウス操作が快適になるため、タッチ操作よりもこちらをメインに使うケースが多い

上部。電源ボタンがあるのみ

底部。SIMカードスロット、独自コネクター、電源コネクター、スピーカーがある

右側面。画面回転ロックスイッチ、SDカードリーダー、ボリュームスイッチ、ヘッドフォン端子、USB2.0端子

左側面。HDMIと排気スロットがある。排気スロット周辺が熱をもつが、駆動音は低いほうで、ゲーム以外では気になるレベルではない

やや角張ったデザインだが、末端部には傾斜があるため持ちやすさは上々だ

主なスペック
通信方式 IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 3.0+EDR
サイズ 271×183×15.5mm
質量 約850g
バッテリー 4200mAh
ディスプレー 10.1型(1280×800)
CPU AMD Z-01 1GHz
内蔵ストレージ SSD 32GB
OS Windows 7 Home Premium 64bit版
内蔵カメラ 外側:約130万画素
内側:約130万画素

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