「Sweety 003P」ではタッチスピードセレクターではない
通常のホーム画面にウィジェットを配置
Sweety 003Pには親指だけでメニューを回転させて各種機能にアクセスできる「タッチスピードセレクタ―」が特徴的だが、この画面にはウィジェットの配置はできない。横に画面をフリックして通常のホーム画面にウィジェットを配置する。メーカー独自というよりもプリインストールアプリを活かしたウィジェットだ。
「Twitter」はプレインストールされている、公式Twitterアプリのウィジェットだ。サイズの違うウィジェットがあるが、やはり大きいほうが使いやすい。最新のツイートを表示し、左右にタップすることで以前の投稿を見られる。ツイートの一部ではなく全文が読めるので閲覧性は高い。
「毎日新聞」のウィジェットにもいくつかサイズがある。「4×4」だと、1画面を全部費やし、アプリアイコンは配置できなくなるので、その場合は4×1などを用いるといいだろう。ちなみに4×4のサイズでは画面に5本の最新記事の見出しが並ぶ。記事の更新間隔はアプリのメニューから変更可能で、最短10秒に設定できる。総合→政治→経済と切り替わっていくうえ、写真も表示できるので、ニュースをチェックしやすい。
「AQUOS PHONE THE PREMIUM 009SH」は
小技のウィジェットに注目
アプリでは独自のものが多かったAQUOS PHONEだが、ウィジェットは少々地味。しかし他機種に類似のものがなかったり、同じように見えて他機種に足りない機能を加えたウィジェットがある。
まずは「方位計」。ウィジェットにしてはサイズが小さいのでアイコンに見えるが、端末を動かすとちゃんと方位に合わせて動き、タップすると詳細を拡大表示する。マップを表示すると時間がかかるし、通信も必要だがこれなら方位だけが一目でわかる。
つづいて「ピクチャーウィジェット」。ギャラリーやスライドショーのウィジェットは各機種にあるが、表示できるのは写真一枚だけというものが多い。本ウィジェットでは複数の写真を表示できるのがポイントだ。
「歩数計ウィジェット」は2種類ある。ひとつは「歩数計テクテク」という名前で、歩数だけが大きく表示される。もうひとつは「歩数計」という名前で、こちらは歩数とともに運動強度を示す「METs」も表示する。ただし文字のサイズは小さ目だ。
最後は「ジョルテ ウィジェット」。本機にはカレンダーアプリとして有名な「ジョルテ」をプレインストールしているので、そのウィジェットが使える。
サイズ調整できるウィジェットが
もっと増えるといいかも
ウィジェットはどうしても表示サイズが大きいため、画面にたくさん表示するのが難しい。有意義にホーム画面を使うなら厳選する必要がある。しかし、多様なサイズがあらかじめ用意されているウィジェットは、他のアイコンの配置も考えて選択できるので便利だ。
正直、どのウィジェットも“スゴイ”機能があるわけではない。アプリの補助的存在だが、カレンダーやSNSの情報などはアプリを起動する必要もなくホーム画面で事足りる。アプリと違ってプリインストールのウィジェットは気づかないことも多く見逃されがちだが、スマートフォンの活用を目指すならぜひ使いこなしてほしい。
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