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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第12回

スマホの省エネ設定でどのくらい電池の消費は変わるのか?

2011年08月29日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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ドコモ「Xperia acro」の
「ecoモード」はかなり充実したアプリ

 ドコモのXperia acroでは「ecoモード」と呼ばれる、ドコモ提供のアプリを使用している。Xperia acroには他機種のように設定項目自体に省エネ設定があるわけではないが、ecoモードをインストールしやすいように、Androidマーケットへのショートカットアイコンがあらかじめ用意されている。これはドコモの他の夏モデルでも同様で、それ以前の機種でも同様にAndroidマーケットからインストールできる。

 初期設定ではバッテリー残量に連動してecoモードがオンになるが、今回はテストのため最初からオンにしている。すると画面上部の通知領域にアイコンが表示され、バッテリー残量をパーセント表示するので便利だ。

ドコモスマートフォン標準の省エネツールが利用できる。一定以下にバッテリー残量が低下すると、自動的にモードが切り替わる

 カスタム設定を使うことで、バッテリー残量に合わせて各機能のオンオフを決められる。たとえば「残量80%になったら画面の明るさを低輝度に、60%になったら自動同期をオフに、40%になったらバックライト消灯時間を15秒に」といった細かな項目が用意されている。これにより長く使いたい機能は最後までオフなどにしない設定が可能だ。

バッテリーの減り具合をグラフで見られるほか、エコモード時の動作をより細かく設定することもできる

ドコモ「P-07C」の「エコナビ」は
タスク管理で電池消費をチェック

 P-07Cはパナソニック独自の「エコナビ」と名づけられたアプリを搭載している。メーカーの公式サイトではエコナビを使うことで、使用時間が約5%アップするとのこと。

P-07Cはパナソニック独自のツールが用意されている

 エコナビはバッテリー残量に応じて起動する「オートecoモード設定」を用意している。初期設定ではこれがバッテリー残量40%で起動するのだが、今回はテストのため常時オンとした。また後述するが、無線LANを使うときはやはり無線LAN機能をオンにしている。

 今回のテストには直接影響はないが、省エネに便利なのがアプリ内にある「タスク管理」だ。バッテリー消費レベルにより、バッテリーを消費しやすいアプリをひと目でわかりやく確認できるうえ、事前にアプリにチェックを入れておけば、端末をスリープしたタイミングでそのアプリを終了してくれる。普通はタスクマネージャー系のツールを別途インストールすることが、このアプリなら事前にチェックを入れておけば、あとは画面を消灯するだけでいい。

どのタスクがどのくらいバッテリーを消耗しているかがグラフィカルに表示される

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