Sandra 2011
まずはCPUの演算能力を確認するために、SiSoftwareの「Sandra 2011」から「プロセッサの性能」と「マルチメディア処理」を実行。本テストでは純粋にCPUコア数、クロック数に従った結果が出ており、新CPUはクロックアップ分に近い性能向上が見てとれる。
PC Mark Vantage
Windowsの総合アプリケーションベンチ「PC Mark Vantage」を見てみると、トータルスコアである「PC Mark」では、ほぼクロック向上に比例した結果となった。また個別のテスト結果を確認すると、TV and MovieやGamingのようなマルチスレッドが有効なテストでは6コアのPhenom IIが高い性能を発揮する一方、MusicやCommunicationsといったテストではコア数による大きな差がなく、2コア製品でも十分高速であることがわかる。
CINEBENCH R11.5
次に実ソフトに従ったベンチマークとして、3DCGレンダリングのパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R11.5」の結果を見てみよう。「CINEBENCH R11.5」はマルチコアに最適化されているため「Sandra 2011」と同じく、CPUのコア数、クロック数に従った結果となった。このようにCPU性能が効くアプリケーションの場合「1100T BE」は非常に有効な選択肢となるのが分かる。
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