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驚愕の結果! アルカリ乾電池性能比較実験!第9回

電池実験装置の全貌公開! リレーユニットの製作【ソフト編】

2009年09月29日 20時00分更新

文● 藤山哲人

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ちょっと難しい話をしよう

 前回は、パソコンのパラレルポートに接続できるリレーユニットを製作したが、ソフトがないとタダの箱。ということで、今回は製作したリレーユニットをパソコンから制御するソフトウェア編をお届けしよう。

 とはいえ、Visual Basicなどの開発用ソフトをそろえる必要は一切なし! ここでは表計算ソフト「Excel」のVBA(マクロ)機能を利用して、リレーユニットを制御する。いやー、Excelって便利だねー(笑)。

 え? Excelがない人? ん~Excelが無い場合はお話にならないが、かなり古いExcelでも実行できるはずなので、今は使っていないPCにバンドルされていた古いExcelのCD-ROMなどを探してみよう。

動作検証にあたっては、Windows VistaとExcel 2003を利用しましたが、これ以外の組み合わせについては一切検証をしておりません。プログラムの実行にあたっては、各自の責任において行なってください。なお筆者、および株式会社アスキー・メディアワークスは、一切の責任を負わないものとします。あらかじめご了承ください。

パラレルポートのIOポートアドレスを調べる

 パソコンのハードウェアに精通していない方は、さっぱり意味が分からないと思うので、まずIOポートアドレスの説明をしよう。

 パソコンの拡張スロットには、グラフィックボートや音源ボード、テレビキャプチャボードなどが差し込めるようになっている。CPUはこれらの周辺機器のLSIとデータをやり取りしながら、画面に3Dグラフィックを表示したり、音楽を鳴らしたり、テレビのキャプチャデータを受け取りハードディスクに記録するなどしている。

 このように、CPUを拡張カードのLSIがデータのやり取りするのは、PCIスロットやPCI Express、AGPといったマザーボード上についているコネクタだ。このコネクタには、金色の端子が何十とあるが、これがIOポートと呼ばれるもの。CPUと拡張ボードのLSI間でデータをInputしたりOutputしたりするので、これを「港」(ポート)に例えてIOポートと呼ばれている。

かなり古いマザーボードだが……。拡張カードのスロットこそ、IOポートそのものだ

 港にはA桟橋やB桟橋といった番地のようなものが割り当てられていて、桟橋には1隻の船が接岸し積み荷を載せたり下ろしたりする。同じ桟橋に2隻の船が入ってしまったら、それは接触事故で、積み荷を下ろす載せるどころじゃない。

 コレと同様にパソコンのIOポートにも番号が割り振られれている。各拡張カードは、それぞれ接岸すべきIOポートの番号を持っているため、何枚の拡張カードをパソコンに差し込んでも、すべて問題なく動作するのだ。

 ところがATA拡張カードを2枚、またはそれ以上接続するパソコンの動作が不安定になったりするのは、接岸すべきIOポートがダブってしまっているから。これは船で言う接触事故であり、パソコンでは「IOポートの競合」と呼ばれている。

 このため拡張カードは、同じカードが複数枚差し込まれた場合、別のIOポートを利用できるように、いくつかの接岸できるIOポート番号を持っているのだ。

 また、船が接岸したら地上と無線連絡をして「積み荷を下ろして欲しい」「燃料を補給して欲しい」「出航する」などの連絡を密に取り合う。無線には、テレビと同様チャンネルがいくつかあり、通常は混線しないようになっているのはご存知の通りだろう。

後述するBIOS画面で指定できるIRQとチャンネル(=番号)

(次ページへ続く)

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