5台まで同期できるが、メリットは……
マッチョ:で、知りたいのは、iPhoneアプリって1台のマシンとしか同期できないの?ってこと。会社でも家でもアプリを選びたいじゃん。
カリー:iPhoneで買うのはダメなの?
マッチョ:iPhoneの画面よりパソコンの方が楽だし。
カリー:そうかー。さっきも言ったように基本、iPhoneは1台のパソコンとしか同期できないんだけど……。俺が試した限りでは、同じiTunes Storeのアカウントを使っていれば5台までは行けそうな雰囲気だったよ。面倒なわりに、大きなメリットはないけど。
マッチョ:それを教えてよ。
カリー:iTunes Storeで売ってる音楽や動画、アプリにはDRM(デジタル著作権管理)ってヤツが付いていて、コンテンツを買った以外のパソコンにファイルを持っていっても使えないようになっているんですよ。
でも、音楽やビデオは1台でしか再生できないとさすがに不便だろうということで、5台までのパソコンで扱えるような仕組みが用意されている。それが「認証」だね。
インターネットにつないで、「このパソコンでiTunes Storeで買ったコンテンツを使いますよー」とアップルのサーバーに登録することで、音楽とかビデオでは再生が、iPhoneアプリの場合は転送ができるようになるワケです。
マッチョ:へー。
カリー:要するに、会社のマシンも認証しちゃえば、会社でもiPhoneアプリを買って転送できるようになるというコト。
ただ当たり前だけど、一方のパソコンで買ったアプリは、もう一方のパソコンにはダウンロードされてないわけですよ。例えば、家のパソコンで新しいアプリを買って、会社にそのアプリがないとするじゃん。この状態のまま会社でiPhoneを同期しちゃうと、さっきiTunesが警告していたように、その新しく買ったアプリをガリガリ削除してしまうという。
マッチョ:それは困る!!
カリー:iTunesは、やるときはやるヤツだからね。なので、1)iTunes Storeからもう一度アプリをダウンロード、2)iPhoneからコピー、3)USBメモリーなどでファイルを持ってくる──というような手段で、ライブラリの内容を同じにしておく必要がある。
1)iTunes Storeからダウンロード
2)iPhoneからコピー
3)USBメモリーなどでファイルを持ってくる
カリー:さらに、iPhoneを前回同期したのと別のパソコンにつなぐと、iTunesの標準設定はアプリを転送しないようになっている。だから、いちいち同期を指示しなきゃいけない。
マッチョ:超面倒くさいじゃん!
カリー:だから面倒だって言ってるし! やっぱり出先でアプリを買うときはiPhoneを使っておいて、同期するマシンは1台にしておくのが「あれ、あのアプリがない! ムキー」って混乱を避ける意味でもいいと思うよ。
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