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都庁前iPhoneクラブ 第5回

「裏」は存続の危機です

都庁前iPhoneクラブ・アプリの同期は難しい?の巻

2009年05月24日 12時00分更新

文● 都庁前iPhoneクラブ製作委員会

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5台まで同期できるが、メリットは……

マッチョ:で、知りたいのは、iPhoneアプリって1台のマシンとしか同期できないの?ってこと。会社でも家でもアプリを選びたいじゃん。

カリー:iPhoneで買うのはダメなの?

マッチョ:iPhoneの画面よりパソコンの方が楽だし。

カリー:そうかー。さっきも言ったように基本、iPhoneは1台のパソコンとしか同期できないんだけど……。俺が試した限りでは、同じiTunes Storeのアカウントを使っていれば5台までは行けそうな雰囲気だったよ。面倒なわりに、大きなメリットはないけど。

マッチョ:それを教えてよ。

iTunes Storeの認証

iTunes Storeで買った音楽を再生したり、アプリをiPhone/iPodに転送する場合、最初の1回は認証が必要だ

カリー:iTunes Storeで売ってる音楽や動画、アプリにはDRM(デジタル著作権管理)ってヤツが付いていて、コンテンツを買った以外のパソコンにファイルを持っていっても使えないようになっているんですよ。

 でも、音楽やビデオは1台でしか再生できないとさすがに不便だろうということで、5台までのパソコンで扱えるような仕組みが用意されている。それが「認証」だね。

 インターネットにつないで、「このパソコンでiTunes Storeで買ったコンテンツを使いますよー」とアップルのサーバーに登録することで、音楽とかビデオでは再生が、iPhoneアプリの場合は転送ができるようになるワケです。

認証

認証は非常に簡単で、インターネットにつないでiTunes Storeにログインし、iTunesの「Store」メニューから「コンピュータを認証」を選ぶだけ

購入した曲を再生したり、転送したりしようとすると、認証画面が現れる。こちらを利用してもいい

マッチョ:へー。

カリー:要するに、会社のマシンも認証しちゃえば、会社でもiPhoneアプリを買って転送できるようになるというコト。

 ただ当たり前だけど、一方のパソコンで買ったアプリは、もう一方のパソコンにはダウンロードされてないわけですよ。例えば、家のパソコンで新しいアプリを買って、会社にそのアプリがないとするじゃん。この状態のまま会社でiPhoneを同期しちゃうと、さっきiTunesが警告していたように、その新しく買ったアプリをガリガリ削除してしまうという。

マッチョ:それは困る!!

カリー:iTunesは、やるときはやるヤツだからね。なので、1)iTunes Storeからもう一度アプリをダウンロード、2)iPhoneからコピー、3)USBメモリーなどでファイルを持ってくる──というような手段で、ライブラリの内容を同じにしておく必要がある。

1)iTunes Storeからダウンロード

同じアカウントでログインし、再度購入をすれば無料でダウンロードできる

2)iPhoneからコピー

認証したパソコンにiPhoneをつなぎ、iTunesの「ファイル」メニューから「購入したものをiPhoneから転送」を選ぶと、iTunes Storeで買ってパソコン側にない音楽やアプリをコピーしてくれる

3)USBメモリーなどでファイルを持ってくる

iPhoneアプリは「iTunes」フォルダーの「Mobile Applications」以下に格納されている。ファイルをUSBメモリーなどにコピーして、認証したパソコンの画面にドラッグ&ドロップすればいい


カリー:さらに、iPhoneを前回同期したのと別のパソコンにつなぐと、iTunesの標準設定はアプリを転送しないようになっている。だから、いちいち同期を指示しなきゃいけない。

マッチョ:超面倒くさいじゃん!

カリー:だから面倒だって言ってるし! やっぱり出先でアプリを買うときはiPhoneを使っておいて、同期するマシンは1台にしておくのが「あれ、あのアプリがない! ムキー」って混乱を避ける意味でもいいと思うよ。

前回、つないだのと別のパソコンで同期する場合は、iPhoneをつないで「アプリケーション」タブを開き、「アプリケーションを同期」を指示する必要がある

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