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パワポで極める「ビジネス極意」 ― 第8回

経営改革・新サービス企画書――実例で学ぶ「5枚プレゼン」

2009年04月20日 06時00分更新

文● 竹島愼一郎

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パワポで極める5枚プレゼン

 本連載では、「1枚企画書」に続いて竹島愼一郎氏が提唱する「5枚プレゼン」をPowerPointで実践する手順を全5回で紹介します。即断即決を可能にするのが以前に紹介した「1枚企画書」ですが、プランニングの王道はやはり複数枚の企画書です。ただし枚数は5枚に限定するというのが秘中の秘策です。

 第3回からは、実例を挙げながら5枚プレゼンの構成をレクチャーします。また、資料作成時に知っておくと便利なポイントも紹介していますので、併せてご活用ください。


本記事は「ビジネス極意シリーズ パワポで極める5枚プレゼン」から一部抜粋し、編集・再構成したものです。


『組織改革企画書』――
創造性ある会社に変わる組織改革の提案

【上下にバー型】


STORY

組織改革企画書の表紙
組織改革企画書の表紙

 採用を自粛していたこの10年、新たに採用する新入社員と幹部クラスとの間には、仕事や組織への思いにギャップが生じているというのがこの会社の問題点です。

 そこで重要課題をあぶり出し、チームとしての創造性を最大限まで高める方法を考えようとこの企画書を起こしました。


なぜそれを企画するのか?
――PAV

Purpose(目的)

  1. 採用を自粛していたこの10年間で、幹部クラスと新入社員との間にできた意識のギャップを埋めるために、意識調査を行ない、現有社員で最大限の結果を得られるよう組織改革をする。
  2. 与えられた仕事をこなすだけという意識を改革して、強い会社を目指す。

Aim(目標)

  1. 世代間とキャリアのギャップを強みに変える組織およびチーム改革を行ないたい。
  2. それぞれの社員が経営者意識をもって仕事にあたる社風を作りたい。
  3. グループ単位で能力を競い合い、創造性のある仕事に取り組んでほしい。

Value(バリュー)

  1. 上からの命令にしたがって日々の仕事をこなすだけという社員から、自ら考え、自分のポジションを確立し、新しいプロジェクトを産み出すという新しい体質を植え付けることができる。
  2. 異なる分野の異なる能力が結びつき、いままでにない成果が得られる。

PAV(パブ)とは、上記のようにPurpose(目的)、Aim(目標)、Value(バリュー)という3つの指標で企画の中核を構築していく手法のことで、「5枚プレゼン」のために考案した著者オリジナルのメソッドである。


どのようにそれを表現するか?
――P(プロット) 90:10 I(アイデア)

 問題点の洗い出しから始まり、社員の意見を聴取し、2つの具体的案を提示して、それをどのように実行するかを考えようとしている点で、典型的なプロット思考型である。デザインとしては、すべての企画書を3つの要点でまとめ、同系色による3つの色彩を使った角丸四角形を基調に組み立てるという点に特徴がある。

 次のページで見るように、要素は3つを中心にまとめると、相手にとっても理解しやすいものとなる。

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