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パワポで極める「ビジネス極意」第3回

パターン別実例で「1枚企画書」を掌握――報告書3題

2009年03月16日 06時00分更新

文● 竹島愼一郎

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パワポで極める1枚企画書

 本連載では、竹島愼一郎氏が提唱するインパクト抜群の「1枚企画書」をPowerPointで作る手順を全5回で紹介します。社会人になったらWordやExcelだけでなくPowerPointも使いこなせなくては、社内や取引先でのプレゼンに勝ち抜けません。しかし、ただ単に企画書をPowerPointで再現しただけでは、印象に残るプレゼンにはほど遠く、居眠りを誘う会議になってしまうことでしょう。

 第3回からは、「1枚企画書」の実例をパターン別に紹介していきます。組み立て方から配色の注意点まで、1枚企画書の意図を汲み取って自分のものにしてください。


本記事は「ビジネス極意シリーズ パワポで極める1枚企画書」から一部抜粋し、編集・再構成したものです。


報告書 No.1
P(問題)+S(解決)=問題解決型

営業先での問題解決を目指す
判断と考察リポート

 クライアントに貼りついている営業担当者は、先方の言動を報告するとき、発言とそれに対する判断や考察を区別して示さなければならない。

 客観的な事実とそれにどう考えたかを分けて示すことで、主観的意見と見なされることを避けることができ、その後の適切な対応にもつながる。そのフォーマットがこのリポートである。


見せ方のポイント

問題提起と解決の流れを示す
S→V→Iの流れで、問題の客観的事実から判断し、その結果の解決策までを示す

 このフォーマットは、左右で、クライアント側と当社側とに分けられていますが、主眼は「問題」と「判断と考察」を明確に分けて示すことにあります。

 加えて、「問題」→「判断と考察」→「ソリューション(解決策)」をわかりやすい「コ」の字型のリターンの構図で見せています。ちなみに上下2つのクレームは異なることに関するものですが、同根の問題だと考えられるので併記しました。

 配色を単純に左右で分けると単調に見えてしまうので、交互に色分けして見栄えをよくしました。


S=Scene(情況)、V=View(見解)、C=Concept(中核概念)、I=Idea(具体案)、P=Plan(計画)を示す。これらの詳細は第2回を参照されたい。

問題解決型の報告書の事例 【問題解決型の報告書の事例】 各囲みのタイトルでは要約を示す。また矢印で目線の流れを作り、読みやすくしている

■ カラーリング

 基調色は青色とマゼンタ(明るい赤紫色)と、その濃淡の同系色のピンクを使ってあります。両者でダブルバランスを形成しています。


 (次ページ、「写真入りの見学リポートで『気づき発想型の報告書』を作る」に続く)

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