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サイクルモード インターナショナル 2008 最終回

自転車界にデジタル旋風! 人力とハイテクとの融合!?

2008年11月20日 21時38分更新

文● ビッキー松田(BiCYCLE CLUBライター)

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デジタル系新製品が続々

 今年のサイクルモードで目立っていたデジタルギアを探してみよう。GPSの進化は目まぐるしく、2年ほど前までは30~40万円が当たり前だったHDDカーナビも、いまでは15万円程度になっている。バイク用の5~7万円のタイプを自転車に付けることも可能となり、チャリンコ冒険野郎たちのハートを熱くさせている。

定番のサイクルコンピュータをはじめ、たくさんの自転車用デジタルグッズが発表されていた

ポラールの最新型PS800CXはGPSだけじゃない!

セット内容:WearLink+W.I.N.Dトランスリミッター(M-XXL)、WindowsソフトウェアCD、G3 GPSセンサーW.I.N.D

 数多くの心拍計を輩出するポラールは、データ信頼性、耐水性、ソフトの充実度で世界最高水準のトップメーカーだ。自転車やトライアスロン、サッカー、野球、陸上、水泳、スキーなど、幅広いアスリートが愛用している。前回、初心者向けに自転車を指南してくれた今中大介さんもそのひとりだ。

 その最高峰モデルが、この「RS800CX MULTI」(7万7700円)だ。走行後にPCにデータを送信してグーグルアースと連動する、つまり全世界対応! さらに軌跡だけでなく、どこで心拍が上がったか表示することができる! 自転車のスピード、心拍を時計に表示するだけでなく、IrDA USBアダプタをパソコンのUSBスロットに装着して赤外線でデータを送信できる。高度・温度・上昇高度といった情報を得ることができるのだ。

ハイテク時計として普段使いももちろん可能!

これが3G GPSセンサー。腕に取り付けて走行距離を計測する

セットに含まれるIrDA USBアダプタは、Windows2000以上に対応

(次のページへ続く)

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