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初のマイクロフォーサーズ機を試す──LUMIX DMC-G1

2008年10月01日 09時00分更新

文● 池田圭一、写真●池田圭一

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一眼としての高機能を追求


 一眼レフのスタイルを踏襲するDMC-G1は、デジタルの高機能と、従来の一眼レフカメラの応用範囲の広さを併せ持っている。

 撮影時には、基本のアスペクト比4:3に加え、3:2や16:9も選べる。また、HDMI出力も可能で同社の薄型テレビ「VIERA」と連動するビエラリンクにも対応する。

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設定画面から、記録フォーマットはJPEG(2段階)と、RAW、JPEG+RAWの3パターンから選べる。画像サイズは画素をフルに使う4:3(最大4000×3000ドット)のほか、上下をトリミングして、3:2(最大4000×2672)、16:9(最大4000×2248ドット)も選べる。HDMI出力にも注目したい

 面白いのは、撮影時のカメラの傾きによって再生時の縦表示・横表示を自動で切り換えられる点だ。手ぶれ補正に利用するジャイロセンサーを応用した技術と思われる。これはDMC-G1の撮影画像を直接テレビに再生するときなどに活かしたいものだ。

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回転表示をONにすると、撮影時のカメラの傾きに応じて表示画像が自動的に90度回転する。この縦位置検出機能は対応レンズ使用時に有効になる

 撮影機能で忘れてならないのは、被写体に適したフォーカシングだろう。多くのデジタルカメラが搭載するようになった「顔認識AF」に加え、画面全体を分割して合焦位置を割り出す「23点AF」や、画像状況を認識しながら被写体が動いたり、フレーミングを変えても追従する「追尾AF」がある。

 これ以外に指定位置での「1点AF」もあるが、使いこなしたいのはやはり追尾AFだ。飛び回る子供たちのように認識ポイントの画像変化が大きいと追尾が外れてしまうが、ペットや歩く人物などでは常にピントが合い続ける。あとは撮りたいときにシャッターを押すだけだ。

 今までの一眼レフ機では、シャッターを押した瞬間に肝心の被写体がボケてしまうのはよくある。DMC-G1のフォーカシングがかなり高速なことと、常に追い続ける追尾AFで失敗写真が減るだろう。

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撮影エリアのほぼ全面をブロック分割し、AF検出を行なう23点AF。複数の合焦エリアが緑ワクで示されるレリーズ半押しで被写体をロックすると、形状やコントラスト配置が大きく変わらなければ、視野のどこに移動させてもフォーカス位置が追従!
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レンズなしレリーズをONにすることで、利用可能範囲が拡大。 ピンフォール写真などにも挑戦したくなるレンズ側にある手ぶれ補正機能の設定などはカメラ側から行なう。 これら機能は、専用レンズを使うことで可能になる

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