食べても食べてもなくならない
では、いよいよ食べてみよう。でかすぎすぎるので、上下から少しつぶしつつ、ガブリ!
うーむ、肉! 野菜やバンズの存在を忘れてしまうほどの存在感である。バーガーキングのような、粗引きの肉の本格的な食感と、ジューシーな肉汁がすばらしく、文句なしにうまい!
恍惚と目をつぶりながら味わっていると、しばらくしてあるイメージが浮かんできた。
それは、「分厚い肉の壁」。
食べても食べても、口の中から一向になくならないのである。目の前に分厚い肉の壁が立ちはだかり、全然前に進めないのである。ダイエットコーラ片手に、一心不乱に目の前の肉と格闘する。モグモグモグモグモグモグモグ……ゲフ。
ようやく食べ終わると、お腹はパンパンで、大きな満足感に包まれていた。そして何より、「俺、この肉やっつけたぜ!」というある種の達成感が心地よかった。
1つ500円と少々値段は高いが、その価値は十分ある。男心を満足させるこのバーガー、是非一度試してみてほしい。