赤城乳業の定番商品である棒アイス「ガリガリ君」の新味に、コーンポタージュ味の「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」が4日に発売された。発売前からネット上では、その異色ならぬ異食のコラボに関する話題で注目されていた。実際にその味を確かめてみるべく、ASCII.jpでも実際に購入! その味を確かめてみた!
袋からコンポタ味を出してみると、淡い黄色をしている。見た目では柑橘系のガリガリ君とあまり変わらないと思える。
いざ食べてみると、その美味しさに驚く。味は確かにコーンポタージュなのだが、爽やかな甘味とポタージュのほんのりとした塩味がマッチしている。また、北海道の厳選された「スーパースイートコーン」を使用したというコーンは、しっかりとトウモロコシの味がする。これはイケる!
実は自作のコーンポタージュ味のアイスも作っていたのだよ!
実を言うと、コーンポタージュ味のガリガリ君を購入できないかも……という事態も懸念していた。そこで、本物のコーンポタージュスープを凍らせて、「なんちゃってコーンポタージュ味のアイス」も自作していたのだ。こちらも試食して、赤城乳業自信の会心作と食べ比べてみようじゃないか。
しかし、筆者自身で食べるのは少し抵抗を感じたので、若手バイトのコシバ&ニシマキコンビに食べさせることにした。うん、若い頃はこういうのを経験するべき。筆者も昔はウェディングドレス着たり、メイドさんに服装をコーディネートしてもらったし。
結局のところ、その味はスープ前提に作られているため、アイスにしたら塩辛いだけで、美味しいと言えるものではなかった。甘い製品は、温めることでより甘さが増すが、スープ前提の製品は冷やすことで甘さが抑えられて、塩味が際立つのだろう。
というわけで、自作のコンポタアイスでガリガリ君に挑戦しようという無謀な試みは、見事に玉砕した。コーンポタージュを美味しいアイスに昇華させた赤城乳業の企業努力を讃えたい。