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マザーのオンボード機能では初のIEEE 802.11n対応「X38」モデルがASUSTeKから!

2007年11月01日 22時45分更新

文● 増田

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 ASUSTeK製「X38」搭載マザーボードの新製品ラッシュが止まらない。今度はIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能をオンボード搭載する「P5E3 Deluxe/WiFi-AP@n」が発売となった。

パッケージ

IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能をオンボード搭載する「P5E3 Deluxe/WiFi-AP@n」がASUSTeKから

 ASUSTeK製マザーボードの上位モデルといえば無線LAN機能をオンボードで搭載しているのがお約束となっているが、本日登場した「P5E3 Deluxe/WiFi-AP@n」は、40MHzの帯域幅に対応し、理論値最大300Mbpsで無線通信できるというIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能をオンボード搭載するのが特徴。もちろんマザーのオンボード機能としては初の試みだ。
 ラインナップ的な位置付けとしては一昨日発売が開始された「P5E3 Deluxe」の上位モデルとなるもの。リップル電圧や過電流を抑えることでオーバークロック時の安定性を高めたりするというCPUの電力管理を行う専用チップ「EPU」(Energy Processing Unit)や、電源オンから約5秒で起動するウェブブラウザとSkypeをプリインストールしたLinux OSをマザーボードに搭載。ちょっとした調べものがあるときなどに、今までよりも気軽にPCを使うことができるという。

40MHzの帯域幅に対応し、理論値最大300Mbpsで無線通信できるというIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能をオンボード搭載する

 主なスペックはSouth bridgeが「ICH9R」。拡張スロットはPCI Express x16×3(ブルーのPCI Express(2.0)対応が2本/ブラックのPCI Express x4が1本)、PCI Express x1×2、PCI×2、メモリスロットはDDR3 DIMM×4(DDR3-1800/1600/1333/1066/800、最大8GBまで)という構成。オンボードインターフェイスには、デュアルギガビットイーサネット(Marvell「88E8056」+Realtek「RTL8110SC」)や8chサウンド(ADI「AD1988B」)、IEEE1394、Serial ATA II×6(RAID 0/1/5/10)、eSATA×2、IDE×1などを搭載する。
 今回も例によって同社独自にFSBは1600MHzまで、DDR3メモリはDDR3-1800/1600にオーバークロックを前提に対応。価格はTWOTOP秋葉原本店4万8580円、T-ZONE.PC DIY SHOPで4万8980円となるほか、アークでも今週入荷予定とのこと。

無線LAN機能以外のスぺックは一昨日発売が開始された「P5E3 Deluxe」と同じだ

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