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電脳街の穴場スポットに潜入せよ

インスタントラーメン専門店はアキバに実在した!!

2007年07月27日 17時00分更新

文● ジャンク二等兵(ITマリーンズ)

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ヒトゴヨンゴ(15:45)作戦変更


調理されたラーメン

「うん よし! 感じよし! すげーよし!」具が入るだけでここまで美味しくなるとは!

調理されたやきそば

もやしのシャキシャキがたまらんであります!

 出てきたラーメンに目を丸くする一同。デフォルトで焼豚(チャーシュー)にメンマ、ネギ、野菜がトッピングされており、一見するとインスタントラーメンとは思えない見栄えだ。しかし、所詮は即席麺。「調理という名の“化けの皮”もすぐにはがれるはず」と軽く見たのが甘かった……。

 「なんじゃこりゃー!?

 食べてわれわれは驚愕した。美味である。自分で作るより明らかにうまい! 下手なラーメン屋で食うよりうまい

 そうまぎれもなくこれは、「お口の集中砲火」なのである。



アニキ、貴様に脱帽だ!


店長の古谷康治氏

店長の古谷康治氏

 われわれのベタなリアクションを尻目に、店員は黙々と別の客から受けたオーダーをさばき続ける。

 スープと麺を別々に調理するのはもとより、細かく刻んだネギや炒め物の野菜など、インスタントとは思えない手間がかけられている。何よりも絶品なのが、店長直々に調理しているという“自家製のチャーシュー”である。

 店長の古谷氏は言う。

(インスタントだから)麺は、どうにもならない。しかし、ラーメンの味を引き立てる調理方法の工夫や、メンマやチャーシューなどの具材の仕込みにはこだわっています。

 並んでいる日本各地(一部世界)から取り寄せられたラーメンも、インターネットなどの情報を参考に独自に取り寄せたものであるという。

 「インスタントラーメンは“男の戦闘食”。3分で作って1分で喰らうのだ!」などと思ってた自分が少々恥ずかしい。インスタントであっても、手間をかけることで、“豪華なディナー”としておいしく食べられるのがよーく分かった。


作戦報告書

Akiba Noodle さくら

  • 住所:東京都千代田区外神田3-15-6-2F
  • 電話:03-3256-1757
  • 営業時間:11:00~22:00
  • 定休日:なし
  • 価格帯:190円、280円、340円、380円の4種類(調理代込み)。調理せず、持ち帰る場合はこれより安価となる

圧巻の品揃えを見るだけでも十分楽しめる。アキバに行く際はぜひ一度立ち寄ってみることをお勧めする。

戦利品

今回の戦利品。売れ筋の6種類だ。『うまかっちゃん からし高菜風味』は東京では見かけないが、九州では普通に売られているという。『ロン龍』はテレビの収録でダウンタウンからも好評だったとか


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