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初のDDR3対応メモリモジュールの販売がスタート! Elpidaチップ搭載のCFD製

2007年04月28日 22時00分更新

文● 増田

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 国内では初となるDDR3規格のデスクトップ用メモリモジュールの販売が今日から始まった。発売されたのはCFD製の512MB「D3U1066K-512」と1GB「D3U1066K-1G」だ。

ついにDDR3規格のデスクトップ用メモリモジュールの販売がスタート。製品はElpida製チップを搭載したCFD製。512MBと1GBの2モデルが用意されている

 DDR3(Double Data Rate3)は、現在主流となっているDDR2の後継となる次世代メモリモジュール規格。プリフェッチ(DRAM内部の確定データ出力準備)を2倍の8bitにするなどして、理論上はDDR2の2倍の速度を実現するというものだ。また、動作電圧もDDR2の1.8Vから1.5Vに引き下げられ、発熱と消費電力を低減したのも特徴。対応するのはインテルの次世代チップセット“Intel 3シリーズ”を搭載したマザーボードとなる。
 登場した512MB「D3U1066K-512」と1GB「D3U1066K-1G」は、どちらもJEDEC準拠の製品でIntelバリデーションも取得済。Elpida製チップ(J5308BASE-AC-E)を採用し動作クロック1066MHz、CL7というスペックとなる。現時点ではまったく使いどころのない製品だが、近々登場すると思われる最新のマザーボードを購入予定なら、そろそろDDR3メモリの検討をしておいても遅くはないだろう。販売しているのは高速電脳。価格は512MB「D3U1066K-512」が2万1900円、1GB「D3U1066K-1G」が4万3400円となっている。

DDR2メモリモジュール(上)と発売されたDDR3メモリモジュール(下)との比較。切りかけの位置が明らかに異なっているのが分かる。違いを見分けるには十分な目印となりそうだ

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