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ASUSTeKが“P35/G33”搭載マザーを世界初公開! 

2007年05月25日 23時51分更新

文● 北村

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 6月5日から開催される、アジア最大のコンピューター機器見本市“COMPUTEX TAIPEI 2007”に先駆け、ASUSTeK主催による報道関係者向け内覧会“COMPUTEXプレビュー in Japan”が本日都内で行なわれた。

マザー初公開 Derek Yu氏
“R.O.G.”シリーズのプロダクトマネージャDerek Yu氏が初公開のマザーを紹介

 内覧会では、インテルの最新チップセット“P35/G33”を搭載するASUSTeK製マザーボードを全世界で初めて公開したほか、日本で販売予定の最新マザーボードが数多く展示されていた。
 注目は、ゲーマーおよびオーバークロッカー向けに特化したマザーボード“R.O.G.”シリーズの新製品。DDR3メモリに対応した上位モデルの「Blitz Extreme」と、既存のDDR2メモリに対応した下位モデルの「Blitz Formura」の2種類をラインナップしており、どちらも“P35+ICH9R”チップセットを搭載している。

Blitz Extreme Blitz Formura
“P35+ICH9R”チップセットを搭載したDDR3対応モデル「Blitz Extreme」“P35+ICH9R”チップセットを搭載したDDR2対応モデル「Blitz Formura」

●オーバークロッカー向けマザー“Blitz”

 この2製品には数々の新機能が盛り込まれている。主要な機能を列記すると、グラフィックスデータ転送速度のボトルネックを解消する技術“CROSSLINX”テクノロジ、ブロックノイズを防ぐシールドを装備した8chサウンドカード“SupremeFX II”、CPUのモデルナンバーを選択するだけでオーバークロックを実現する“CPU Level UP”、電圧が危険な状態になるとLEDで知らせる“Voltiminder LED”などが挙げられる。また、従来の“R.O.G.”シリーズではI/Oパネル部に取り付けられていたPOSTコード表示LCDが、外付けタイプに変更されている。任意の場所に取り付け可能なため、いちいちPOSTコードを確認するためにケース背面を覗く必要がなくなった。さらにI/Oパネル部には“COMSクリア”ボタンが新たに搭載された。COMSをクリアするためにPCケースを開ける必要がないため、こちらもオーバークロッカーにはうれしい改良といえるだろう。

従来製品 CROSSLINX
CrossFire環境の場合、従来製品はプライマリビデオカードの転送速度はPCI Express x16なのに対し、セカンダリビデオカードのデータ転送速度はx4となり、ボトルネックが生じてしまうノースブリッジとビデオカードの中間に“CROSSLINX”チップを搭載することで、PCI Express x8×2によるCrossFireに対応。約8%パフォーマンスが向上するとのこと
サウンドカード CPU Level UP
ブロックノイズを防ぐシールドを装備した8chサウンドカードが標準で付属しているCPUのモデルナンバーを選択するだけでオーバークロックを実現する“CPU Level UP”
POSTコード表示LCD “COMSクリア”ボタン
POSTコード表示LCDが、外付けタイプに変更I/Oパネル部には“COMSクリア”ボタンが新たに搭載された

 “R.O.G.”シリーズといえば、ヒートパイプを用いたファンレスの冷却機構が特徴。今回公開された上位モデルの「Blitz Extreme」は、この冷却機構を水冷システムの一部としても使用可能だ。通常はMOS-FET部のフィンで放熱するが、ケース内のエアフローが足りない場合や、オーバークロック時などはファンレスの運用が困難になる場合がある。その場合はチップセット部の突起に水冷用チューブを接続することで、チップセットやMOS-FET部を冷却できるとしている。同社の検証によると、水冷運用時は空冷時に比べ15℃ほど温度が下がり、オーバークロック時は最大27℃の温度低下が確認できたという。

Fusion Block System Fusion Block System
同社が“Fusion Block System”と呼ぶ新冷却機構。ご覧のように水冷化に対応している

 「Blitz Extreme」の主な仕様だが、対応ソケットはLGA 775で、FSBは1333/1066/800MHz。拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x1×3、PCI×2、メモリスロットはDDR3 DIMM×4(DDR3-1333/1066/800、最大8GBまで)という構成。オンボードインターフェイスは、Serial ATA×6(ICH9R、RAID 0/1/5/10対応)、eSATA×2(JMicron/JMB363)、IDE×2、ギガビットイーサネット×2、8chサウンド、IEEE 1394×2、USB 2.0×12など。下位モデルの「Blitz Formura」は、メモリスロットがDDR2 DIMM×4(DDR2-1066/800/667、最大8GBまで)で、IDEは×1、eSATAポートは未実装となる。両製品とも発売は6月下旬で、価格は現在のとこと未定とのこと。なお、「Blitz Formura」はTWOTOP秋葉原本店で現在サンプルを展示中だ。


初心者向けの“P5K”シリーズ

 他にも、“P35/G33”チップセット搭載マザー“P5K”シリーズ計7製品を展示。こちらは、比較的エンドユーザー向けの製品となっている。全モデルに導電性高分子アルミ固体電解コンデンサを採用し、FSBとメモリクロックの比率のバリエーションを増やす“Super Memspeed”テクノロジや、拡張カードが正常に差さっていない場合にLEDで警告する“AI Slot Detector”をPCI ExpressスロットとPCIスロットに搭載しているのが特徴だ。(「P5K-VM」は“AI Slot Detector”が未実装)。

P5K3 Deluxe/WIFI-AP“P35+ICH9R”チップセット搭載の“P5K”シリーズ最上位モデル「P5K3 Deluxe/WIFI-AP」。メモリスロットはDDR3。6月上旬発売予定で想定売価は4万2000円前後
P5K Deluxe/WIFI-AP P5K-E/WIFI-AP P5K
“P35+ICH9R”チップセット搭載の「P5K Deluxe/WIFI-AP」。メモリスロットはDDR2。6月上旬発売予定で想定売価は3万7000円前後“P35+ICH9R”チップセット搭載の「P5K-E/WIFI-AP」。メモリスロットはDDR2。6月上旬発売予定で想定売価は3万1000円前後“P35+ICH9”チップセット搭載の「P5K」。メモリスロットはDDR2。6月上旬発売予定で想定売価は2万4000円前後
P5KC P5K-V P5K-VM
“P35+ICH9”チップセット搭載の「P5KC」。メモリスロットはDDR3とDDR2の両方を装備。6月中旬発売予定で想定売価は2万8000円前後“G33+ICH9”チップセット搭載の「P5K-V」。メモリスロットはDDR2。6月上旬発売予定で想定売価は2万7000円前後“G33+ICH9”チップセット搭載の「P5K-VM」。シリーズ唯一のMicro ATXマザー。メモリスロットはDDR2。6月上旬発売予定で想定売価は2万3000円前後
TWIN3X2048-1066C7容量2GBのCORSAIR製DDR3メモリモジュール「TWIN3X2048-1066C7」も公開された。1066MHz動作で、レイテンシは7-7-7-21。CORSAIRによると来週発売予定とのこと

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