六本木で、数年前の自分を思う
最近、2年ぶりくらいに「六本木」という街に繰り出したせれろんやまだでございます。いやはや……下界がまぶしゅうございました。
地下鉄六本木駅の出口を出ると、もうオシャンティーな女性ばっかりです。メイクはばっちり、髪形もきっちり、それでいてファッショナブル! あかん、ファッションに関する語彙力が皆無!
そして時折すれ違う、スーツの女性。方からA4が入るバッグをかけ、ローヒールのパンプスでさっそうと歩く……。自分自身も、数年前まではそんな感じで品川や新宿を闊歩していましたね……。
が、一度だけとんでもないものを持って(というか引きずって)、東京はおろか大阪の街を歩き回った経験がございます。そこに「スーツの女性」はおらず、「行商の人」のようになっておりました……。
営業の仕事について2年目のころ。対人スキルもようやくついてきた私に、取引先の方から大きな依頼がありました。
「各店舗の店員さん向けに、自作PCの組み立てトレーニングをやって欲しい」
この連載の記事
- 最終回 自作業界はフリーも変わらない 金曜21時に電話「今から作業できる?」
- 第99回 20年前の秋葉原は街全体が電気屋のようだった
- 第98回 Windows 8発売でWindows MeのTシャツ着ちゃう イベントで起きた数々の伝説
- 第97回 Windows Vista販促のためにやりすぎた慰安旅行
- 第96回 PCショップに客として来ているPC業界人を見抜ける? 業界人特有の癖とは
- 第95回 Windows XPから派生した「64bit Edition」「Tablet PC Edition」が時代を先取り過ぎていた
- 第94回 Vistaの販促会議でメーカーから鬼のような仕打ちを受ける
- 第93回 「OSを売る」という意味がMedia Center Editionでわかった
- 第92回 学校のMacと家のWindowsを連携させて問題になった20年前の話
- 第91回 「宇宙」「スーパーコンピューター」に心の中の「中学2年生」が大興奮
- この連載の一覧へ