このページの本文へ

スキルゼロのエンジニアが1年で運用デスマを解消した話 ― 第3回

ソーラーウインズのNPMの導入を画面入りでチェック

エンジニアだらけの社内デモ!ネットワーク監視は簡単に始められる

2015年09月16日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp イラスト●祐馬

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

システムの運用管理に悩む中堅情シス子会社のエンジニア西牧太陽。「運用現場は戦場よ!」が口癖の妖精ウインズに出会った彼は、上司の八尋やエンジニアたちをデモルームに呼び、ネットワーク・パフォーマンス・モニター(NPM)のデモを披露する。

HP ●pen Viewみたいなネットワークマップ見せろ!

 レガシー機器が跋扈し、障害を起こしまくるデータセンターに救世主現わる! ソーラウインズのネットワーク管理ツール「ネットワーク・パフォーマンス・モニター(NPM)」を駆使するデータセンターの妖精ウインズは、現場のエンジニア西牧太陽と相談中。NPM導入に向けた最後の一押しは、八尋とエンジニアたちを集めたライブデモだ。

西牧:結局、NPMのオンラインデモには社内から20名くらいのインフラエンジニアが集まることになったんだって。やっぱり現場ではみんな苦労しているみたいで、会議室埋まるのあっという間だったと八尋課長が言ってた。

ウインズ:インフラエンジニアたちも、もはや人手でこんなにいっぱいの機材を管理するのが無理だってことに気がつき始めたのよ。

西牧:あー、でも緊張しちゃうな。どこから始めたら、いいんだろう。

ウインズ:どうせ運用デスマなエンジニアたちは、コマンドライン信奉者ばかりで、GUIのネットワーク管理ツールなんて使ったことないでしょ。西牧はもう知っているかもしれないけど、NPMはウィザードで簡単にネットワーク機器を検出し、すぐに監視を始められるのよ。まずはそこから説明して、GUIの使いやすさを見せつけるのよ!

西牧:じゃあ、ラボにあるシスコルーターを監視するというシナリオで、インストール後の設定から始めてみよう。あとは「見える化」でどこまで楽になるかをきちんと説明したいな。

ウインズ:だったら、やっぱりネットワークマップで決まりね。確か西牧の会社はDRと称して、各拠点に分散してルーターを配置してあるでしょ。あれを地図にマッピングして、障害検出できるデモをやったら?

ネットワークマップは管理者のあこがれよね!(ウインズ)

西牧:確かに世界地図に各国の機器がずらりと並んでいるHP ●pen Viewとかネットワークエンジニアのあこがれだからなあ。あんなオペレーションセンターでかっこよく仕事したいなあー。

ウインズ:西牧!全然伏せ字になってないぞ!

 ということで、西牧はさっそくデモシナリオを作成。NPMのインストール後からネットワーク機器の検出、そしてネットワークマップの作成などをきちんと説明できるようにした。

Network Sonarのウィザードで初期設定

 そしていよいよライブデモの実施日。夕方の会議室には、社内のインフラエンジニアがぞろぞろ集まり始めた。みんな運用デスマを解消するツールのデモということで興味津々だ。一方で、ソーラーウインズやNPMという名前を知らない人も多く、まずは「お手並み拝見」と居丈高な態度を示すエンジニアもいるようだ。

西牧:お忙しいところ、ありがとうございます。第3システム管理部の西牧です。本日は、導入を検討しているソーラーウインズ社の「ネットワーク・パフォーマンス・モニター(NPM)」のオンラインデモを披露したいと思い、お集まりいただきました。会社や製品概要についてはのちほどお話するとして、まずはシスコルーター3台の試用環境への導入を見ていただきたいと思います。ここにお集まりのエンジニアの方々であれば、実際にNPMが動くまでを見せた方が早いと思いますので。

社内のエンジニアの前でデモなんて、西牧大丈夫かしら?(ウインズ)

 なかなか堂の入ったイントロで、デモはスタート。「Network Sonar」というウィザードから、まずは監視対象の機器の認証情報を入力する。NPMはSNMPやWMIのほか、VMwareホストなどに対応しているので、それぞれの資格情報を入力。その後、検出するデバイスが配置されているネットワークを指定し、タイムアウトや再試行の回数、検出スケジュールなどを指定すれば検出がスタートする。

Network SonarウィザードからまずはSNMPの初期設定Windowsサーバーを監視する場合は資格情報を登録
監視対象となるIPアドレスのレンジを指定検出設定のオプションを指定する
検出スケジュールを作成すると検出が開始

 検出されたら監視対象となるデバイスとインターフェイスをインポート。ステータス(アップ状態/ダウン状態/管理目的でのシャットダウン)、ポートモード(トランク/アクセス/不明)、ハードウェア(物理/仮想/不明)などのステータスを選択し、プレビューを経て、無事にポーリングが開始される。

検出されたデバイスタイプを選択。ここではシスコの機器のみ選択監視用にインポートするインターフェイスを選択する
インポートのプレビューインポートが終わるとOrionのマップに登録できる

 検出されたノードは「Orion Network Atlas」というWebコンソールから確認できる。初期状態は世界地図だが、背景画像を日本地図に差し替え、ノードをしかる位置にドラッグ&ドロップする。これで、あこがれのネットワークマップが完成だ。ここまででNPMの初期設定は完了。あとはネットワークマップを使って、ネットワーク機器の稼働状態をチェックすればよい。

「Orion Network Atlas」というWebコンソールからマップを作成マップを登録し、名前を登録する
Orion Network Atlasにネットワークマップと機器が登録完了!

エンジニアの質問にさらされる西牧の運命は?

 初期設定のデモが無事に完了した西牧。聴衆のエンジニアは水を打ったように静まっている。デモをやっている西牧の後ろにいたウインズは、こっそり耳打ちしている。

ウインズ:(大丈夫? なんか静まってるよ)

西牧:(大丈夫です。みなさん自分が管理している環境にどのように入れるか考えているんですよ。質問を聞いてみればわかりますよ)。では、ここまでで質問ある方いますか?

エンジニアA:すいません!今回はシスコのルーターでやっていますが、ほかのネットワーク機器でも使えるんでしょうか?

西牧:基本、SNMPに対応しているネットワーク機器であれば、使えます。単純にネットワーク機器だけではなく、WMIに対応したWindowsサーバーなども監視できます。

エンジニアB:一部、IPv6を試験運用している機器があるんですけど、そちらはどうですか?

西牧:IPv6にも対応しています。先ほど出てきたNetwork Sonarウィザードで設定できますよ。

エンジニアC:本番環境になるとかなりの台数になるので、まずは監視対象の機器をある程度絞りたいのですが。

西牧:インターフェイスをフィルタリングする設定が可能なので、必要なデバイスのみ監視できますよ。

ウインズ:(おおっ、まるでベンダーの人のように、よどみなく質問に答えてる!西牧、さすがに使い込んでいるな。グッジョブ!)

西牧、さすがに使い込んでいるな。グッジョブ!(ウインズ)

 ということで、導入の容易さでエンジニアの期待を高めた西牧。次回は実際の障害検知やトラブル対応など実践的なテクを披露していくぞ。

■関連サイト

(提供:ソーラーウインズ)

カテゴリートップへ

この連載の記事