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月刊 格安SIM王 ― 第6回

明快料金、24時間サポート、端末に合わせて切り取れる3サイズSIM

出発前に設定できる! mineo 海外用プリペイドSIMはこんなに手軽

2015年09月25日 11時00分更新

文● 正田拓也 編集●ASCII.jp

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9月から始まった「mineo海外用プリペイドSIM」の概要とメリットを解説

海外でスマホを使おうとすると案外骨が折れる

 海外旅行での通信回線といえば、最も手間がかからないのが国際ローミングでそのまま持ち出すこと。そして正反対は、手間はかかるが自由なサービスが選べるSIMの現地調達だ。とはいえ国際ローミングは高額になりがちで、SIMの現地調達は経験が少ない人にはあまりにリスキーだ。

国内購入OKな海外用SIMを探す

 そこで、現実的な方法として、国内で海外向けSIMを用意する方法がある。メリットは日本語の説明書があり、日本語でサポートが受けられること。何より渡航前に準備できるので、現地に着いてからSIM販売店探しに慌てることがない。現地で時間の余裕が少ない場合には便利なサービスだ。

 今回はその国内で手に入る海外向けSIMの1つ、「mineo海外用プリペイドSIM」を紹介したい。

 このSIMは、mineoの名称で格安SIMサービスを展開しているケイ・オプティコムが取り扱う海外SIM。mineoは9月からドコモのネットワークを使ったサービスも開始したことで話題となっているが、じつは同じタイミングで海外用プリペイドSIMのサービスも始めているのだ。

 このサービスはデータ通信専用だが、通話はIP電話アプリで事足りる。SNSの通話機能で無料通話でもよいが、一般的な電話番号にかけられるmineoのLaLaCall等のIP電話アプリは料金面でぐっとお得。

 特に、着信が多く見込まれる場合は海外ローミングにありがちの着信料がかからないので安心なほか、海外で公衆無線LANなどWi-Fi接続時でも使える点が大きなメリットだ。

「mineo海外用プリペイドSIM」のパッケージ

SIMフリー機が必要だが、簡単にSIMフリー化できる機種も多い

 「mineo海外用プリペイドSIM」で使えるスマートフォンやタブレットは、SIMフリーで渡航先の携帯電話ネットワークの周波数と規格が合致するもの。mineoではこのサービス向けの端末は用意しておらず、またいわゆるセット端末も対応していない。しかし、世の中には使える端末が意外に多いのだ。

 2015年5月以降に発売した端末はSIMフリー化できることが話題になったのを記憶している人も多いと思うが、ドコモのほとんどの端末、ごく一部のソフトバンク端末は、それ以前のものでもSIMフリー化が可能。2015年5月以降の端末と違って3240円の手数料がかかってしまうが、キャリアのショップに持ち込むとすぐ対応してもらえる。

各キャリアのSIMフリー化については以下の通り

NTTドコモ
au
ソフトバンク

 また最近は家電量販店でもSIMフリー機をすぐに購入できる。なぜ、わざわざ安価なSIMフリー機を購入するのかと言えば、意外なところにメリット(?)がある。

 例えば、日本のキャリアが販売しているスマートフォンは、じつは高価でグレードが高い代物だ。つまり、旅行中に日本向け端末を持ち歩くと、海外ではトラブルの標的になりやすい。別途海外用に安い端末を購入していけば、万が一の際でもダメージは少なく、“帰国したが使えるスマートフォンがない”という事態も避けられるわけだ。

手元にSIMが届いたらすぐアクティベーション&チャージ

 さて次は申込から通話までの手順を具体的にみていこう。

 申込方法は簡単で、mineoのWebサイト経由で申し込むか、Amazon.co.jpなど一部通販サイトで購入すればOK。要するに、入手方法はパッケージ購入のみなので、SIMの購入時点では契約などの面倒事が一切ない

パッケージの中にはSIMと共にアクティベーションやチャージの手順が書かれた小冊子が封入されているSIMが届いたら、さっそくWeb経由でアクティベーションしておこう
名前や住所などを入力する。この時点ではクレジットカード番号の必要はなしアクティベーションが完了し、マイページにアクセスすると、残容量の確認とチャージができる

 SIMが手元に届いたら、指定のWebページでアクティベーションを行なう。SIMの番号や自分の情報を入れて完了。最初にデータ容量が30MB付いている。これは中国、香港、台湾、韓国、タイ、アメリカ、ヨーロッパ(EU)の7地域と日本国内のみで有効なもの。

 その他の地域で使うためには事前チャージが必要となるが、日本人の海外渡航先の約8割がこの7地域に含まれているので、たいがいの場合は問題ないだろう。

 そしてこの7地域には、「データパックチャージ」という地域ごとのお得な料金体系がある。該当地域で一定量を使うつもりなら、そちらを選ぶとよいだろう(30日間有効)。

 一方、「従量チャージ」の場合はデータ容量を1000円分、2000円分、5000円分、1万円分から選んで購入できる(1年間有効)。さらにクレジットカードを登録し、自動で従量チャージする「従量自動チャージ」も可能だ。

 なおチャージはアクティベーション後に可能となる。データ容量の追加にはクレジットカード決済が必須なので必ず用意しておこう。

従量チャージ額の選択画面データパックチャージの選択画面
チャージしたい項目をカートに入れ、決済へと進む旅行先がどのZONEに属するかは、この地図で一目瞭然

 なお、通信料は地域によって3段階に分かれており、前述の7地域などが属するZone 1は1MBあたり32円。オーストラリアなどZone 2は同92円。アフリカ、中東などにはZone 3の地域もあり、非常に高い1MBあたり858円となっている。

料金体系は2種類から選べる

データパックチャージ
30MB 650円
100MB 1480円
500MB 5480円
1GB 9800円

※利用可能地域:中国、香港、台湾、韓国、タイ、アメリカ、ヨーロッパ(EU)
※地域ごとの登録、30日間有効


従量チャージ
1000円
2000円
5000円
1万円

※1MBあたりの通信料:Zone1 32円、Zone 2 92円、Zone 3 858円
※1年間有効

(次ページでは、「SIMは3サイズどれも使える便利なもの」)

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