このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第66回

招待なしで使えるようになった「Inbox by Gmail」を徹底解説

2015年07月22日 13時10分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 2014年10月にリリースされたが、招待制でユーザーが限定されていた「Inbox by Gmail」(以下Inbox)だが、現在は誰でも自由に利用できるようになっている。今回は、新UIのGmail対応メールアプリ「Inbox」の使い方を紹介しよう。

招待制だった「Inbox」が誰でも使えるようになった!

新UIだがGmailとは同期されている

 GoogleはGmailアプリとは別に、「Inbox」というメールアプリも公開している。当初は招待制だったり、日本語で検索できなかったりと敷居が高かったのだが、5月末に誰でも利用できるようになった。大きな特徴は「リマインダー」と「スヌーズ」、「カテゴリー」の3機能となるが、まずは普通の使い方をチェックしてみよう。

 画面を下にスライドすると、一覧の更新というのは同じ。メールを右にスライドさせると「完了」となる。「Inbox」と「Gmail」は同期しており、完了させたメールはGmailではアーカイブされる。同様に、「ゴミ箱」に移動したメールはGmailでも削除されるし、「迷惑メール」に移動するとGmailでは迷惑メールの報告が行なわれる。右下の+ボタンをタップするとメールの作成が可能。その際、よく使う連絡先や動作が表示されるのが便利だ。

 「Inbox」にはなく、「Gmail」でのみ変更できる設定も反映されることがある。例えば、不在通知や転送設定をしたフィルター、別アドレスでの送信、メールのインポートなど。これらの設定を変更する場合は、Gmailから操作しよう。

 メールはタイトルと送信者、本文の先頭などが表示されているが、時々別の追加情報が表示されることもある。これは重要な情報をメールを開かずに確認できるようにする「ハイライト」機能によるもの。複数サイトのリンクが記載されていたり、写真が添付されているとサムネイルが表示されるのだ。フライト情報が記載されているメールなら、その旅行予定なども表示される。

「Inbox」の起動画面

一覧表示では「ハイライト」機能により、リンク先や写真のプレビューなどを確認できる

メールを右にスライドすると「完了」となり、受信トレイに表示されなくなる

メールを左にスライドすると「リマインダー」を利用できる

再通知するタイミングを選択できる

「+」ボタンをタップするとよく使う連絡先と「リマインダー」「inboxに招待」といった項目も表示される。「作成」をタップすると、空欄のメール作成画面が開く

一覧でメールを長押ししたり、アイコンをタップすると複数メールを選択できるようになる

右上の虫眼鏡アイコンから検索できる

メールのほか、連絡先も検索できる。もちろん、日本語にも対応している

Inbox by Gmail - あなたに役立つ新しいメールアプリ App
価格無料 作者Google, Inc.
バージョン1.3.4 ファイル容量66.8 MB
カテゴリー仕事効率化 評価(4)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 7.0以降

次ページでは、「メールの処理を先送りできる「スヌーズ」機能

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン